かわいひでとし日記
令和4年11月17日      奇跡の星に住む動物たち      大脳辺縁系



以前、シマリスを飼っていたことが有ります。

シマリス りゅうのすけ のページはこちら
https://r4.quicca.com/~kawai/kawai/ryunosuke/ryutop.htm


ずっと出しっ放しにはしなかったけれど、結構多くの時間、

ゲージから出して部屋の中で遊ばせていました。

出かける時はゲージに入れていたのだけれど、

ある日帰宅すると、りゅうのすけがダーーーっと走って来て、

身体に登って来た事が有りました。

あれ? ゲージの扉が開いちゃったのかな? と思ったのだけれど、

脚の方から顔の近くまで登って来る時に、ひどく感心した事が有ります。

それは、夏場など、短パンをはいている時はぴょんぴょん飛び跳ねるばかりで、

全然登ってこられないけれど、

ジーンズなどを穿いていると登って来る、という事でした。

登って来る時は爪を立てて登って来るから。

素肌が露出している時は爪を立てられないので登ってこられないのです。

当たり前かもしれないけど、

こんな小さな子でもきちんとその辺のところを認識しているのだな、

となんだか随分感心してしまいました。


動物って、人間が思っているよりもずっと多くの事を解っていると思います。

冒頭に載せた動画でも、犬はちゃんと、人間は服を着ていて、

服は人間の身体ではない事が解っています。

口で噛んで捕まえようとする時はちゃんと服を噛むのです。

当たり前と言えば当たり前なのですが、なんだかひどく感心してしまいます。


動物がまるで人間みたい、と思う事も良く有りますね。

これは脳が二階建てになっているからだそうです。

人間の脳は大脳辺縁系の上に大脳新皮質が乗っかった二階建てになっている。

大雑把な話、感情を司る大脳辺縁系と思考を司る大脳新皮質が有り、

その一階部分は、人間と動物で、かなり共通なのだそうです。

だから喜怒哀楽や感情を共有できる。(ほんとに大雑把で不正確な話ですいません)

人間の身体の精密さに驚く事は多いけれど、

動物たちも、本当に素晴らしい能力を持っているし、同じ動物として意思疎通が出来る。

これが自然に出来たとはとうてい思えず、神様が創造したとしか思えません。

本当に地球は奇跡の星だなあと思います。



りゅうのすけは凄く良く遊ぶ子でした。

壁をよじ登って高い所からモモンガの様に自分に向かって飛ぶ遊びが大好きで、

何度も付き合わされました。

色々なガラクタを入れた段ボールを用意すると中に入って探検するのも好きでした。

土を入れたバケツを用意してあげると、モグラの様に穴掘りに夢中になりました。

静かにしている時は寝そべって、じーーっと自分の顔を見ていてくれました。

人間同士の様な会話は出来ないけれど、ずっと心が通じ合っていられる。

すごいなあと思います。

りゅうのすけはもう何年も前にお星さまになりましたが、今でもベランダの植木の中で眠っています。



またシマリスを飼おうかなと思う事も有りますが、

怪我をしない様に、病気にならない様に、

毎日凄く気を使っていた日々の事を思い出すと、

また同じことが出来るかどうか不安になって躊躇してしまいます。

自分が死ねば、むこうでまた、りゅうのすけに会えるから、と思ってガマンしています。



 

動物を飼うということ

2階建ての脳の1階部分だかなんだか

蜘蛛に話しかける

大脳辺縁系


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