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令和4年6月26日 何でもよい人々 よくよく考えて投票しよう |
高校生の時、新聞配達をしていた。 あの頃は誰でもみんな新聞をとっていた時代。 でも、なんで新聞をとるかというと、多くが「テレビ欄」を見る為だった。 記事はロクに読まないけれど、テレビ欄だけ見る人が多かった。 自分は日教組の教師に「新聞で一番良いのは朝日新聞」と教えられていたので、 朝日の販売店に居たのだった。 配達だけでなく、集金と販促もやっていた。 一軒ずつ訪問して朝日新聞を勧めるのだ。 新聞とってくれれば洗剤あげます、みたいなモノで釣るやり方だった。 それをやっていて凄く感じたのは、「なんでもいいんだな」という事だった。 そらそうだ、「テレビ欄」しか見ないのだから、新聞なんて何でもよかったのだ。 だから結構な割合で「ウチは赤旗とっている」という人、「聖教新聞だ」という人が居たのだった。 別に共産党員でも創価学会員でもないけど、安いからとっているみたいだった。 いくらテレビ欄しか見ないからといって、そこまで自分を貶めて良いものだろうか。 ひどいのは、一か月ずつ新聞を変える家が有った事だ。 1か月とって洗剤をもらい、次の月はまた別の新聞をとって洗剤をもらう、という、、、。 浅ましいなあと、思ったのだった。高校生に浅ましいと思われたのだ。 さて、選挙が近づいてきた。 もういいかげん、「顔が好みだから」とか「良い人そうだから」とか、 「つきあいで」とか、「人に言われたから」とか、「なんとなく」とか、 そういうのやめたほうがいいです。 それだけでなく「耳当たりの良い言葉」や美辞麗句に騙されちゃうのもやめたほうが良いです。 「平和を愛する」だの「消費税ゼロ」だの「核兵器廃絶」だの「原発即時撤廃」だの、 そういうのに騙されるのはぼんやりしすぎです。 じゃあどうやったら平和に出来るのか、どうやったら原発を無くせるのか、 どうやったら税金を安く出来るのか、よくよく考えればそんなに簡単じゃあない。 簡単じゃないどころではなく、かなり難しい、という問題だ。 「安倍政治を許さない」などとスローガンを連呼する人も未だに居る。 それってどういう意味なのか、よくよく聞いてみれば破綻した内容でしかない。 逆に安倍さんほど仕事をした総理は他に居ただろうかと思う。 世の中そんな簡単ではない。 戦争を無くすには「平和憲法」なんか有っても役に立たないし、 武器を全部無くせと言っても、そんな事、どうやって実現するのか。 現状では、はっきり言って無理です。 良く考えて投票しましょうよ。 先日の杉並区長選挙、なんと190票差で左派候補が勝ってしまった。 さらに投票率は37%。 さらに右寄り候補が分裂。 右寄りにも色々居るので、どうしても分裂しなくてはならないのも理解できる。 でも終わってみれば、外国人参政権とか言う左寄り候補が勝ってしまうくらいなら、 分裂しないほうが良かった、という事も言えてしまう。 56万人居る杉並区の選挙で190票差、というのは、 みんなが「選挙行けばよかったなあ」と思う数字でしょう。 よくよく考えて、選挙に行きましょう。 今回の参院選、自分の周囲の意見を聞いていると面白いのは、 保守層ほど岸田さんに批判的だということ。 何もしないぼんやりした左寄りの岸田さんだから、左に寄ったマスコミが批判をしない、 だから支持率が高い。 結局、有権者の多くはテレビの言う事を聞いてしまうんですね、、、。 でも、保守層の岸田離れで、自民党は結構な負け方をするのではないかと思っています。 |
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