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令和6年10月24日 共感する幸せ 共感しない不幸 |
人間という生き物は社会を作って生きる生き物だ。 では社会とはどんな大きさが最適なのだろうか。 何かで読んだ事が有るが、現代の様な通信技術が無い時代に、 集落の様なものを作って暮らす時に、 安定していられるのは2000人が限度なのだそうだ。 それ以上人数が増えると例外の様な物が多くなり、衝突や分断が起こり、 混乱し、社会が崩壊してしまう。 なるほど、そんなものかもしれないなあ、と思う。 学校のクラスの中に1人だけちょっと変わった奴が居る、なんて事が良く有る。 ただ、たった一人だけなのでクラスの平穏は保たれる。 また、多数派は安定しているが故にその変わった1人に対して攻撃したりせずに、 一応仲間として抱擁している事が出来る。 もしその変わった奴が10人居るとなると、対立や分断が起こってしまう。 クラスに50人(多いけど昭和なもので、、)居て、 変わった奴が1人だとだいたい3%という事になる。 この、3%というあたりが混乱が起こるかどうかの境界なのかもしれない。 さて、みんなでご飯食べに行こう、という事になって、何を食べようか、 そうだ、お寿司食べよう、という話になったとする。 お寿司いいねえ、おいしいよね、大好き、と話している時に1人だけ、 え?生の魚を食べるの? そんなの気持ち悪い、臭そう、危険、 お寿司なんて食べたくない、という1人が居るとじゃあしょうがない、 フレンチでも食べに行こう、となる。 人間には個性が有って、一人ひとり考えも違うものです、 などと教えられて育って来たけれど、でも、 みんながだいたい同じ価値観を持っているほうがずっと平穏に暮らせるのではないだろうか。 お正月になったらみんなで初詣に行って、お盆にはご先祖を供養し、 食べ物もみんながだいたい同じものが好きで、 同じ様な価値観を持っている人同士で暮らしている、 というのはとても幸せな事なのではないだろうか。 さて、日本という国は2000年以上前からずっと日本という国で有り続けてきた。 日本には日本語を話す日本人ばかりが居て、だいたいみんな同じように 神社やお寺で拝んできたし、同じようなものを好んで食べてきた。 これは本当に幸せな事だと思う。 本当に日本列島が海に囲まれていて良かった、と感謝したくなる。 自分達の先人はずっと日本を守って来てくれた。 豊臣秀吉は南蛮人が日本人を奴隷として売買している事を知って激怒し、 キリスト教を禁止し、南蛮人を国外追放した。 ええ? キリスト教を禁止? 外国人を追放? そんなの信教の自由に反するし外国人差別だ! とか言ってくれちゃう人も居るのだけれど、 それは日本人を守る為に行った事だ。 侵略して植民地にしようという意図を隠して布教し、 日本人を奴隷として売っていたのだから、秀吉がやった事は正しかったのではないだろうか。 秀吉さんがやってくれた事でとても良い事が枡の統一とか刀狩が有る。 枡の大きさを全国で統一して、どこで計っても1升はみんな同じ体積になる。 刀狩をした事で一般庶民は武器を持たないのが当たり前になり、 それがずっと今に至るまで続いている。 このことはとても大きな意味を持っていると思う。 これがアメリカなどだとまるで逆で、武器を持つのは個人の権利とされている。 その結果、銃による犯罪が後を絶たない。 日本では庶民は武器を持っていないし、 全国どこで計っても1升はみな同じ1升であるという、とてもきちんとした国になった。 電車が時間通りに来るのも当たり前の国が日本という国だ。 さて、日本という国は2684年前に初代の天皇が即位して出来た国で、 それ以来ずっと天皇が統べる同じ一つの国であり続けた、という事になっている。 これは世界で他に例が無い稀有な国であって、日本人が誇りに思う事だ。 と、こんな話をした時に、 うん、そうだよね、先人には感謝するし、日本に生まれて良かったと思う、 と言う人はたくさん居るけれど、そうではない人も居たりする。 2684年続いた? だから? それがどうしたの? と言う。 この違いは理屈でも何でもなく、要するに心の持ちようの違いだ。 そもそも日本が嫌いだという人なら絶対に共感しない事なのだ。 だからいくら説明しても無駄で、絶対に共感はしてもらえないのだろう。 さて、最近神社でダンスをしたりする外国人の動画が反響を呼んでいる。 なんとけしからん奴らだ! という意見が多いけれど、 え? なんで? 何が悪いの? という人も居る。 だってここは宗教施設なんだよ、そんな事をしてはいけない、 と言ってもまだ理解はして貰えない。 許可を取れば別にいいでしょ?なんて事も言う。 許可を取るとかそういう問題ではなく、神様の神聖な場所でふざけた事をするな、 という話なんだよ、と言ってもまだ理解して貰えない。 ここまでくるともう、或る種の疑念が湧いてくる。 キリスト教でも無い異文化の劣った原始的な宗教になんで敬意を示す必要が有るのか、 と思っているのではないか、という疑念だ。 ただ単に、ここが宗教施設で有る事を知らなかっただけ、という人も居るだろう、 単にエキゾチックな場所だからという思いだけな人も多いのだろう。 ただ根底には意識はしないまでも異文化は自分達より劣っている、 という意識もきっと有るのだろうと思う。 そういう自分も欧米の文化を見ていて「野蛮だな」と思う事が良く有るのだ。 ただ、内心はどうであれ、一応敬意を示すのが当然の行動だ。 これはお互いやらなければならない事だ。 で、その話からすぐ連想するのは例の国連での出来事だ。 国連女性差別撤廃委員会なるところが日本に対して勧告を行った。 その中で天皇の男系継承についても女性差別だから改善しろ、という様な事を言って来た。 日本の事を良く知らない、日本は異文化の劣った国だと思い込んでいる人達の いちゃもんには、毅然と反論をしなくてはいけない。 男性しか天皇になれないのは女性差別だ、と言っている時点で天皇とは何かを理解していない。 まるで天皇になる事が「権利」であると思っている様だ。 天皇になる事はいわゆる「権利」などではない、むしろ逆に「義務」なのだ。 天皇には基本的人権すら無い。 それのどこが権利なのだろうか。 そもそも天皇をエンペラーと英訳するから誤解の元になるのではないだろうか。 天皇とエンペラーは全然違うものだ。 天皇は権力も軍事力も経済力も持っていない。ただ一つ持っているのが権威だ。 その権威は男系継承で保たれている。だからこその天皇なのだ。 あの人が天皇で有る事を疑う人は殆ど居ないのは、男系継承しているからなのだ。 さて、日本の天皇が男系継承されている事を女性差別撤廃委員会が問題視した事に対して、 葛城奈海さんらがNPOとして参加して反論をしてくれた。 NPOで参加というのは要するに自腹で交通滞在費を出して参加したのだ。 政府も外務省も援助などしてくれないのだ。 葛城さんはスピーチで(なんと、30秒ほどに制限されている) 「天皇は祭祀(さいし)王だ。ローマ教皇やイスラムの聖職者、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ法王はみな男性なのに、国連はこれを女性差別だとはいわない。なぜ日本にだけそのように言うのか」 世界にはさまざまな民族や信仰があり、それぞれ尊重されるべきだ。内政干渉すべきではない」 と素晴らしいスピーチをしてくれたのだった。 これは以前、安倍元総理がこんな事を言っていた、という証言と重なる。 国連というのは本当にいやらしい奴らだ、日本の天皇の事を批判するならローマ法王の事を持ち出して反論したほうがいい、 と。 「国連」と聞くとつい、なんだかとても公平で公正で権威ある機関、 の様に思ってしまう人が多いけれど、実態は左翼活動家が入り込んだり、 核保有国や常任理事国がやりたい放題をしたりする、結構とんでもない所なのだ。 国連に入り込んでいる左翼活動家には日本人の左翼も多く居る。 そんなものに負けるわけにはいかないのだ。 日本という国は天皇で保たれて来た国だ。 そして天皇は誰からも疑問視されない正当な権威を持っている。 だからこその男系継承だ。 さて、この考え、別に日本などどうでも良いと思っている人に説明したところで、 だからなに? なのだ。 葛城さんのスピーチに対しての反論も有った。 「(日本の皇室は)差別的な問題と直接関係がある事例と考えられる。(委員会の指摘は)適切だ」 と。 例えばイギリスの王室にはドイツの血が入って居たりする。 日本の天皇は男系継承しているが故に、確たる権威を保っているのだ。 さてさて、この話、いくら説明したところで、日本などどうでも良いと思っている人にはさっぱり共感して貰えないのだ。 しかしこの問題、内政干渉すべきではない、という一点で収束させたら良い。 あとは自分たちの勝手だ、という事にすれば良いのだろう。 いくら説明したところで、分ろうと言う気も無いのだから。 そういう訳で文化の違う人間が混ざるのは実は不幸な事なのだと思う。 「多文化共生」などと言っているが、結局は混乱や分断を生むのであって、 日本に居る外国人は3%までに留めるべきなのだ。 アメリカやヨーロッパの惨状を見るべきだ。 みんな同じような顔をして同じ言語を話し、同じ様な物を食べている人たち ばかりで暮らしていられるのは本当に幸せな事なのだ。 学校の給食にハラールを出さなければならない状況はお互いに不幸な事なのだ。 異文化の人が少ない人数であれば日本人も穏当に包容力を持って対応できるというものだ。 それが3%程度、なのではないだろうか。 3%という数字に科学的根拠は無いが、だいたいそんな所なのではなかろうか。 移民などは3%以内にとどめるべきなのではないだろうか。 先人が残してくれたこの大切な日本を守っていかなくてはならない。 神社で無礼を働く外国人は文化の相違などを論点にしても始まらないので、 ただただ淡々と迷惑条例違反で逮捕したら良いのだろうと思う。 インバウンドを過剰にありがたがるのも考え物だ。 彼らはさして金を使わない。コンビニのおにぎりがおいしいとか言っているのだ。 インバウンドは日本のGDPのうち、わずか1%ほどに過ぎないのだ。 「ローマ教皇やダライ・ラマも男性」と国連で反論 葛城奈海氏、日本の皇位継承への批判に https://www.iza.ne.jp/article/20241021-Q5TNNZP64VCY5OX7MX7CSWAU4M/
![]() 文化を守る 多文化共生は難しい 政教分離とは 国の主体性とは 軒先を貸して母屋を取られる 日本人としての覚悟 |
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