かわいひでとし日記
令和6年1月15日      災害を見て思うこと      国の予算は有効に使って
  
震災の被害をテレビで見ると本当にいたたまれなくなる。

倒壊しているのは殆ど古い家の様だ。

都内で同じ揺れが有ってもこれほど倒壊する事も無いのだろうと思う。

古くなった家に高齢者ばかりが住んでいる、という点がいたたまれないのだ。

古い木造家屋の上に重い瓦が乗っているのだから危ないだろうと思う。


とりあえず助かった人はまず命を繋ぐ為に避難所に行くのだけれど、

これも見ていて本当にいたたまれない。

自分があそこで何日も過ごす事を考えると、ちょっと耐えられないのではないか、

と思ってしまう。

気が休まる時間もなかなか無い様に思える。


時々巨大な地震が起こる日本では、地方の隅々まで耐震化をしなくてはいけない。

さて、その金はどうするのか。

考えただけでどんよりしてくる。

数年前、安倍政権の時だったと思うけれど、病院船を作って活用する計画が立てられた。

けれど、それがいつのまにか立ち消えになってしまっていた、と聞く。

病院船だけでなく、大型客船も保有して、平時は何かに活用する計画をぜひ、

具体化して欲しいと思う。

日本はどこの地域でも、海まではそう遠くない所が多い。

病院船や大型客船を回せば随分助かるだろうと思う。

体育館の様なうすら寒い避難所よりも、

狭くても温かい個室で風呂も食事も出来る客船が有ればどんなに良いだろう。

アメリカでは災害用の病院船を作り、平時は海外に出て医療活動などに利用しているという。

日本もぜひ、病院船と客船の用意が必要だと思う。

その維持費を捻出するために平時の活用法も併せて是非実現して欲しいと思う。



さて、今回の地震について、「政府の対応が遅い!」などと言っている、

迷惑系国会議員などが居るけれど、決して遅くはなかったと思う。

そりゃあもっと早くできればもっと良かったには違いないだろうが、

「遅々として進まない」だの「政府の対応は後手後手」だのと

テキトウなウソをSNSなどでほざいている人が居るけれど、

今回は決して「遅い」という事は無かったと思う。

政府は、過去の教訓から、「プッシュ型」の対応を取った。

現地からの要請が無くても、先に手を回す、というやり方だ。

なので、わりと良い対応だったのだと思う。

今回は半島で起こってしまった為に、陸路が1本道しか無く、

行くだけで大変だったという事情が有る。

東日本大震災の時は、う回路がたくさん有ったのだった。

また、今回はいち早く自衛隊のホバークラフトを出動させたのも良かった。

みなさん、あのホバークラフト、テレビのニュースで見たかと思いますが、

実はあれ、テニスコート1面くらいの大きさが有るのをご存じでしょうか。

それだけ大きいので、大型重機などを運ぶのに役立ちました。

とても良かったと思います。


さて、れいわ支持者をはじめ、野党方面から総理に文句がたくさん出ています。

現地に行かない事を批判するのです。

どうしてそんな風に思ってしまうのだろうか、と首をかしげてしまう。

震災直後に総理が現地へ行ってどうするというのだろうか。

邪魔になるだけ。

東日本大震災の時、民主党のカン総理が福島に行って大迷惑をかけたのを忘れたのだろうか。

リーダーというものは、各地からの報告を一か所に集めて俯瞰して指示を出す

のが仕事であって、最前線に行ってしまったら何も解らない。

どういう思考回路で総理に早く現地へ行け、と思ってしまうのだろうか。

これはちょっと、ドギツく批判したくなる、「頭悪いんじゃないの?」と。

そしてその野党議員が現地に行ってしまった事についても、同様に批判したい。

「邪魔をするな」と言いたい。

仕事というものは立場によって、やる事が違うのだ。

なぜそんな事も解らないのだろう。

迷惑系議員やら迷惑系ユーチューバーやらが現地へ行って、

自分の写真をSNSにアップしているのを見ると怒りしか湧いてこない。

これを「良い事をしてくれている」と思ってしまう頭の弱い人だけに

支持されればそれで当選したりしてしまう、という事なのだろうか。

総理が現地へ行くのは、現地が少し落ち着いてから、

現地の人を激励する為などに行くのだ。

岸田さんが今回現地へ行ったタイミングはとても良かったと思う。

自分は自民党支持者ではないけれど、今回の政府の対応は良かった、

と評価して良いだろうと思っている。



そして、今回もまた、自衛隊には感謝するばかりです。

平時の災害時には毎回この様な活動をして下さり、

有事の際には国を守る行動をとってくれる自衛隊は、大切にしなくてはいけない。

その自衛隊員の待遇が目を覆うばかり酷いのをご存じだろうか。

居住場所の老朽化から、トイレットペーパーまで自己負担とか、

緊急の災害派遣で集合する交通費まで自己負担、という驚くべき状態だ。

小笠原理恵さんが色々と発信してくれている。


自衛隊の災害派遣経費は自腹でいいのか?|小笠原理恵
https://hanada-plus.jp/articles/1457


自衛隊員の給料を少なくとも2倍にして欲しいと思う。出来れば3倍にして欲しい。

それによって定員割れもかなり解消できるのではないかと思うし、

何よりも命がけの仕事なのだ、今の3倍払ってもおかしくないのだ。

自衛隊の給料は今の3倍にして、その他のエッセンシャルワーカーの給料も2倍にして欲しい。

下らない大学出よりも2倍くらい給料が良ければ、

現場仕事の人手不足も随分解消するのではないだろうか。

また、同時に、大学の数を今の半分以下にするべきだと思う。

勉強も研究もしないのに、勉強が嫌いなのに大学に行って、

4年かけて遊び人のぐうたらを製造している現状は害悪でしか無い。

存在意義の無い大学にたくさんの補助金を出すよりも、

ブルーカラーへの補助をしたほうが遥かに良いと思う。


高校を卒業したら作業着を着る仕事をして、

スーツを着ている人間よりも高い給料を貰える世の中にしたら、

移民など入れなくても済むのだろうと思うし、それが健全な姿なのだと思う。

ぜひ、経済界の人には、ブルーカラーの給料を上げる方法を検討して貰いたいと思う。

それが出来れば、世の中が今よりずっと良く回る様になるのだと思う。

ぜひ研究して貰いたい。





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