令和3年3月1日 軍事アレルギー
軍事は除外できない
軍事に関する、もう一度確認しておきたいことを、いろいろと思いつくままに書き出してみた。
軍事と聞くと、スルーしようとしてしまう人はちょっとは考えてみたらどうでしょう。
日本学術会議が軍事研究を禁止と言いながら、軍民共用の中国には協力してしまっていたりする。
軍事技術と民生技術の境目は難しい、この、インターネットだって元々は軍事技術。
感染症のワクチンだって、細菌兵器なのか純粋な感染症なのか境目が分からない事も多く、感染症対策というのは国防で、軍事研究でも有る。
アメリカでは軍人さんが居ると挨拶をしたり、席を譲ったりすると言う。
軍人さんは尊敬されている。
戦争ではなく話し合いで解決しましょうと言う人が居るけれど、それは当たり前の話だけど、強い軍事力を背景にした外交と、軍事力が無い外交では随分違う。
そもそも、軍事力というのは戦争をしない為の、使わないのに持っている壮大な無駄遣いなのだ。
現在の日本の周りはかなり物騒だ。
中国共産党、北朝鮮労働党が有り、さらにロシアが有り、韓国も向こう側に行ってしまいそうな勢いだ。
そんな危なっかしい所に有る日本に軍隊が無いのはちょっとおかしい。
平和が大事だと言って軍隊を無くしたら、あっと言うまに占領されてしまった例がたくさん有る。
チベット、クリミア、ウクライナ、、
戦争が無くなって、軍事力が不要になるのが望ましい理想だけれど、今はそうではない。
軍事力を持つ、増強する、というのは何も戦争したがっているわけではない。
戦争が起こらない様に、相手が気安く手出しを出来ない様にする為のもの。
相手が弱いと見るや、すぐに手を出してくる国が隣りにある。
自衛隊と軍隊、どう違うのかというと、根本的に違う。
軍隊というものは通常独自の司法を持っているもの。
しかし自衛隊には軍法会議が無い。無いとどうなるか。
例えば、上陸してきた敵兵を自衛隊員が射殺したら、特定の意図を持った団体がその自衛隊員を殺人罪で訴える事が出来てしまう。
自衛隊員は命令に忠実に従っただけなのに犯罪者扱いされてしまう。
だから軍の司法は独立しているので、自衛隊もきちんとしたカタチを整えないといけない。
正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
という日本国憲法、
国際社会が正義と秩序を基調としていない、
国権の発動たる戦争というのは侵略戦争のことで、自衛の為の戦争とは違う。
自衛権というのは基本的な自然権で、どの国にも認められているもの。
尖閣諸島に中国海警が何百日にも渡って侵入を繰り返している。
軍艦を出して来なくても、漁民を装った兵隊が何百隻もの漁船に乗って来て島に上陸したらどう対応するのか、などなど、考えておく必要が有る事がたくさん有る。
日本も核武装するべき、という意見も有る。
そういう事をスルーしないで考えてみるべきだ。
第2撃限定として核ミサイルを用意している国が有る。
当然のことで、最初に核ミサイルを発射するというのは非常に考えにくい。
けれど、その可能性を否定できない国が近くに有る。
撃ってきたら撃ち返しますよ、と言って第2撃に特化した潜水艦発射型の核ミサイルを持つ事も冷静に考えてみるべき。
軍事について考えるのは軍国主義者、というような、恐ろしく脳天気な思考停止をしないで国会で議論しなければならない。
アメリカの軍産複合体というものが有るとされている。その人々は定期的に戦争が起こらないと儲からない。10年に1度くらい戦争が有るとちょうどよいのだと言われている。
アメリカが戦争するのは、なぜか民主党政権の時ばかりと言われている。
トランプがせっかくやってきた事をひっくり返してバイデンがさっそく空爆を始めた。
世界の海軍力ランキング、海上自衛隊は2位~4位あたりに位置している。強いのね。
イギリスが空母打撃群を極東に派遣する。そして、ドイツ、フランスも海軍艦艇を派遣する。
安倍さんの提唱したクアッドは、受け入れられ、アメリカ、日本、オーストラリア、インドを軸にした安保体制が築かれつつ有る。ゆくゆくはアジア版NATOとも言われている。
要するに今一番の懸念は中国ということ。
中国は台湾侵攻を狙っているが、北京オリンピックまでは大人しくしているだろうと言われている。
しかし、北京オリンピックがジェノサイドの為に変更等が有れば、どうなるか、、、。
国際関係などを考えるとき、軍事を除外して考えてしまっては意味が無い。
どうか、軍事を避けようとする人は、当たり前に考える事の一つとして、軍事を除外しないで貰いたい。
そして、学校で、昔の日本は軍国主義で悪い国だった、とWGIに洗脳されてしまったままの人がいたら、もう一度根本からゆっくり考え直してみる事をオススメします。
太平洋戦争がなぜ起こったのか、今後の日本の国防はどうするべきなのか、それがたとえ、核武装であったとしても、選択肢を除外しないでフラットに考えてみるべきだ。
軍事と聞いただけで避けてしまって思考を停止してしまわない様にお願いしたい。
避けて通るわけにはいきません。
自衛隊員の給料を倍にするべき
静かな反対 深い反省
戦争の夏
戦争反対
四方の海みなはらからと思ふ世に
戦争の記憶
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