かわいひでとし日記
令和5年4月13日.     進路を迷っている人に      失敗をまねる不思議
 
例えばガスや水道や電気系統が故障したりした時、

ガス会社などに連絡して見に来てもらった事は無いでしょうか。

あるいは、クルマや家電が故障して修理に来てもらったりした事は無いでしょうか。

作業着を着てやってくるその人達は、はきはきして、テキパキして、

丁寧な仕事をしてくれて、とても感謝した事は無いでしょうか。

そういう仕事をしている人達は、とてもまじめで、能力が高く、

言葉やふるまいも丁寧で、とても頼りになると感じた事は無いでしょうか。

「ありがとうございました、助かりました」と思った事は無いでしょうか。

そういう仕事をする事は素晴らしいなあ、と思った事は無いでしょうか。


去年の日本の大学進学率は56.6%だったと言う。

国民の多くが高度な教育を受けるのは良い事だ。

が、しかし、、、。

大卒の多くはとてもじゃないが、高度な教育を受けた人間とは言い難い。

いわゆる「どーでもいい大学」が多すぎるのだ。

みんなでホワイトカラーになりたがり、ブルーカラーの仕事をしたがらない。

その結果、移民とか外国人とか言い出す。

ヨーロッパという失敗例のお手本が有るにも関わらず、

移民を増やし、賃金を下げ、文化を破壊し、日本という国が日本でなくなってゆく。

今、外国人技能実習生制度の見直しが始まった。

実質奴隷労働の様な制度。

低賃金で、さらに別の事業所で働く事が許されないから、逃げ出す、

逃げ出すとまともに仕事が出来ない、出来ないから犯罪を犯す。

とんでもない事になっている。

移民を増やしたために起こっているヨーロッパでの惨状はネット上で良く見かける。


日本では昔から手に職を持つ人が尊敬され、肉体労働をする人たちに感謝する文化が有った。

ヨーロッパ人が日本に来て驚くのは、

ブルーカラーもホワイトカラーも同じ店で食事をしている光景だと言う。

ヨーロッパの階級社会とはかなり違う。

誇りを持って作業着を着て仕事をする文化が有った。



日本が高度経済成長をした時期、日本経済を押し上げたのはモノづくりだった。

とても健全な経済だった。実態の有る経済だった。

経済が健全だと、将来に不安を持たずに結婚して家を持つ事を考えた。

賃金が上がれば物を買って、物を買うとさらに経済が回っていた。



高校を卒業して作業着を着て仕事をする事を今で多くの人がは知らなすぎるし、

恐れすぎているし、関心すら持っていない。

テレビやマスコミの人間の無知無関心は驚くほどだ。


3Kなどと言うが、昔と違って、汚くも無いし、キツくも無いし、危険でも無い。

上半身裸で鉢巻き絞めて、つるはし持って穴を掘る様な仕事は殆ど無くなった。

非常に安全についてうるさくなったし、力仕事は機械を使う様になっている。

工場で働けば、きっちり時間通りに終わって帰る事が出来る。

工場というのは、監督官に見張られながら奴隷の様に働く場所ではない。

自分の時間を大切にしたいというのなら、工場で働いたほうが遥かに良い。

スーツを着て通勤し、売れるあてのない営業をしたり、ダラダラ残業をしたり、

これが社会に何の役に立っているのか良く解らない仕事をするより、

作業着を着て働いたほうが余程自分も成長出来るし、具体的に自分の貢献が目に見える。
「ありがとうございました、助かりました」

と言ってもらえる仕事はモチベーションも高い。



今普通にホワイトカラーがしている仕事の多くは別に大卒でなくても出来る仕事だ。

キャリア官僚の様な仕事であっても、東大など出ていなくても良い。

国を良くする為にする仕事についている東大卒の官僚たちは、

自分の天下りの事しか頭に無い。

財務省では増税するほど出世するなどと言われている。

どうかしている。

とても教養の有る人間とは言えない。

4年かけて人間をぐうたらにするだけの大学は社会の害悪だ。

定員割れで留学生で埋めている様な大学はどんどん廃止するべき。

その代わり、高校を4年制にするなどしてブルーカラーの教育水準を

少し上げたほうが余程世の中の為になる。


高卒で、作業着を着て仕事をしている人を、ホワイトカラーが余りにも理解していない。
酒と博打が大好きで女遊びが激しい荒くれもの、と言う様な、

アホ丸出しの先入観しか持っていない。

勿論、荒くれ者も少しは居るだろうが、

高卒のブルーカラーの人たちのまじめさをあまりにも知らなすぎる。

何の教養も身につかないまま、どうでも良い大学を出て、転職を繰り返し、

いつまでも貧しい生活をして、

スーツを着ている荒くれ者になってしまっているのが現状だ。

大学の数を減らして、大学は入学するより卒業するほうが難しくし、

高校を4年制にし、国の予算の割り振りを公正公平にし、

ブルーカラーでも賃金を高くし、社会からの理解を高めて、

日本という国は、まずは日本人の為に有る、

という事を再確認しなければいけない。

移民をどんどん増やし、犯罪を増やし、社会を混乱させ、

外国人を奴隷にしたり、外国人によって日本人がこき使われる国にしてはいけない。


貧しい国の人達に対する援助は、その国自体に対して行うべきだ。

同じ言語、同じ文化の人が集っている国の中に住む事を前提にして援助するべきだ。

日本人の学生にはローンを押し付け、外国からの留学生には金を払った上に

無料で学ばせているのは間違っている。

まずは日本人の学生を優遇するべき。


日本という国は、日本人の為に有る。

安い労働力が欲しいという理由で国を破壊してはいけない。

日本人が日本の為に、適材適所で働ける様にしなくてはいけない。

高卒でブルーカラーになる国民が半数以上いるほうが健全だ。

国の予算の使い方をそういう方向に訂正していかなければいけない。

単に利権を与えたり貪ったりする為に、どれだけ無駄な国の予算が使われている事か。

キャリア官僚にも、現場感覚を持っている高卒が少しは入ったほうが良いのだ。

そのために、無駄な大学を廃止し、高校の教育を高め、

昔からの、働く人を尊敬する文化を大切にするべきだ。

と、つくづく思います。

進路に迷っている高校生は、別に大学に行くだけが人生ではない、

ということも選択肢に入れて検討してみたら良いと思う。





いざという時の覚悟

1500万円と10万円


金など有っても無くても

人生は死ぬまで終わらない

はずかしい修行

若い時の失敗



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