令和5年3月8日. 貧乏人の自覚 大学生は考えよう |
お金に余裕が有る人には関係ないかもしれないが、 貧乏人は借金をしてはいけない、とつくづく思う。 年収いくら以下を貧乏人と言うのかは、その人の事情による。 独り者なのか子供が何人もいるのかなどによって違うだろう。 自分は病気をして仕事を引退してしまった身分なので、正真正銘の貧乏人だ。 羽振りが良かった頃からそうだったのだけれど、 クレジットカードというものはあまり好きじゃない。 銀行にお金が唸っているほど有る人なら良いが、そうでもない人にとっては、 クレジットカードも一時的な借金だ。 なので以前からカードを使う時はデビットカードをなるべく使う様にしていた。 正真正銘の貧乏人になった今、クレジットカードは使わない。 使う必要が有る時はデビットカードにしている。 貧乏人は何か高額なものを買う必要が有る時、なるべくお金を貯めてから買うべきだ。 借金をしてはいけない。 お金が無くても、お金がマイナスになっていなければなんとかなるものだ。 これが借金をしてマイナスしてしまうと、想像以上に苦しい事になる。 マイナスよりもゼロのほうが遥かに楽なのだ。 カード払いだとポイントがたくさん付く、などと言われても借金はしないほうが良い。 少ない収入でギリギリの生活をしているほうが遥かに健全だ。 少ない収入から借金を返済するというのは、とんでもなく荷が重いものだ。 メディアなどに登場するセレブの生活を、そういうものなのかなとマネしてはいけない。 自分は貧乏人だという自覚を持ったほうが良い。 自分で自分に見栄を張ってどうするのだ。 お金持ちな人には少々みみっちい話かもしれないが、 給料が手取りで20万以下の人が10万円のものを買うのであれば、 毎月2万円切り詰めて5か月後に買ったほうが良い。 そうすれば家計はマイナスにならない。 毎月2万円切り詰めるという事を経験すれば普段から無駄にお金を使わない心構えもできる。 10万円借金して毎月返すという事をすると、それと同時になにかお金が必要な事が勃発するのだ。 すると一気に苦しくなる。 それだったら5か月ガマンしてから買ったほうが良いのだし、 急にお金が必要な事がおこればそちらを優先する。 これのほうが気が楽だ。 貧乏人はメディアに登場するセレブと自分を分けて考える必要が有る。 なんでこんなに解り切った事を書くのかというと、 大学生と喋っていて思ったからだ。 親が金持ちでもないし、いわゆる良い大学に行っているわけでもない、 就職先もたかが知れている、という状況。 にも拘わらず、年収1000万じゃ少ないよね、とか、 家は買ったほうが良いのか借りた方が安いのか、とか、 高級な品物はやっぱり良い、とか、 そんな話をしているのだ。 ぬぁ~にを言っておるのか、、、。 偏差値が高いとか「良い大学」を出るのと、人間の出来は全く別物ではあるが、 というか、学力が高いほどアホが多いが、 でも世の中はそうはなっていない。 いわゆるランクの低い大学でカンニングして単位をとっている様な学生は、 卒業後の事をあまり夢見ないでブルーカラーの仕事も視野に入れておくべき。 ブルーカラーの仕事だってやりがいが有るんだ。 へんなドブネズミよりは遥かにマシだ。 ちょっと目を覚まして、 自分が貧乏人だと自覚するというのは割と必要な作業なのではないだろうか。 シャンパンを片手に、端的に言って幸せ過ぎる、 とか言ってる人のマネを良い子はしてはいけません。 あれはあれで、ウラではドロドロなんですから。 ビジネスチャンス 働き方改革ってなんなの ブルーカラーのすすめ 金など有っても無くても |
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