かわいひでとし日記
令和5年2月26日      世の中は陰謀で出来ている      不正と正義の境目
  
ある映画を観ていて、主演女優が余りにもヘタクソで白けてしまったのだけれど、

サスペンス映画だったので最後まで見てしまった。

映画の最初に出た出資会社の名前、あの有名な、なんとか代理店の社名が頭をよぎる。

「大人の事情」とかなんとかで、この子を主演に、とかなんとか、

ああなってこうなって主演になったのかな、なんて考えた。

あるいはどっかの部長さんとどっかのプロデューサーが、

よろしくたのんますよ、かなんかでああなってこうなったのかな、とか、、。

要するに芸術であるはずのものが、世の中の利権や大人の事情で捻じ曲げられて成り立っているのだ。


考えて見ると、世の中なんでもみんなそうなのだ。

会社ぐるみというわけでもなく、誰かが誰かに、いわゆるコネで頼んで、受け取って、

それが通って会社の方針になったり政府の方針になったりするわけだ。

どこまでがイリーガルなのか、どこまでが不正なのか、

個人同士の付き合いだから良く解らないのだ。



映画の中では社長夫人が元は「パンパン」だったのだけれど、

それを知っている人間を次々に殺してゆく。

「パンパン」というのは終戦直後に米兵相手に商売した女性の蔑称です。



誰かの利益がそのまま会社や国の方針になり、都合の悪い人間は闇に葬られる。

「世の中を良くしよう」なんて思うほうがどうかしている、という事なのだろう。

人類に不正はつきもの、金のやりとりで進む道が決まる。

菓子折りの箱に現ナマをぎっしり入れて渡す、というものから、

特に金は渡さないがいつも良くしてもらってありがたい、と思わせるものから、

怪しいカラオケパブで超接待をして、すっかり味方につけてしまう、

と言う様な、どこまでが不正なのか良く解らないものまで、カタチは色々だ。


そんな事は何千年も前から当たり前の事なのだが、

現代のちょっと違う所は、きれいごとで覆いかぶせている事。

みんな良い子になって、建て前を本気にして生きているのかもしれない。

人間は皆平等です、とか、法律を遵守しましょう、とか、

クリーンなエネルギーを、とか、人権を尊重しましょう、とか、

そんな建て前を覆いかぶせて、いつしかそれがマジであるかの様に思ってしまう。


良く言われる陰謀論の様な事、例えば、

「軍産複合体」なるものが、たまには戦争でも起こってくれない事には

儲からないから戦争をさせる、とか、

製薬会社が、病気が多くないと儲からないから病気を広める、とか、

そんな様な事が普通に有るのだろうと思う。

それが会社ぐるみとかではなく、個人が口をきいてそうなったりするのだろうと思う。


先日SNSで流れたワクチンを作っている会社の疑惑も、たぶんそうなのだろうと思う。

オリンピックが金まみれなのもそうだろうし、

やたらと太陽光パネルを敷き詰めようとしているのもそうなのだろう。

ちょっと使ってやってくれる?と言って

太陽光利権を漁る会社の妻を有識者会議に呼んだりする。

たいした事ない流行り病を重大事の様に騒いで医療業界がガッポリ儲ける。

補助金が出るから確実に儲かる、と言っては変なモノを世の中に流行らそうとする。

弱者を救うと言って募金を募ったり、NPOを立ち上げたりしておいて、

やっている事の実態は自分たちの利益のため。

ビジネスだったり社会活動だったり政治だったり、

形は違えど中身はみんな、利益の為なら何でもやるのが実態だ。

このように、多くの「陰謀論」は多少カタチが違うだけで、実態は本当なのだ。


世界に影響を与え、日本にとって本当に必要な政治家だった安倍さんが

暗殺されたのは、やはり何かの陰謀だろうと思う。

個人の恨みによる殺人などではないはずだという考えがどうしても浮かんで来る。

黒幕は某国なのか、或いは政敵なのか、この真相は闇に葬られるのだろう。

事件直後からすぐに、一定の方向にレールが敷かれ、

宗教団体に恨みを持つ個人の犯行という方向で報道が統一されてしまった。

犯人とされる人物が銃の様なものを撃ったとされる位置と、安倍さんの銃創の位置が

一致しないというのに、ワイドショーのネタとしては面白いはずなのに、

大手マスコミはだんまりを決め込んでいる。

疑問を発信する政治家やジャーナリストには殺害予告が来ているという。

これは個人の犯行などではなく、何かの陰謀に違い無いとしか思えない。


安倍さんと同様に期待されていた中川昭一さんが突然自殺したのも、あれも怪しい。

その他、遺書も無く突然自殺した人や、スキャンダル報道が出て葬られた人、

そういうものもきっと、ウラに陰謀が有るのだろうと思う。


世の中は陰謀で成り立っているのだ。

けれど、人間がどんどん良い子化して、

さらに進めば悪を憎む正義が勝つ時代がやってくるのかもしれないが、

その時は多分、人間の活力は失われているのだろう。

人間の歴史は波の様に行ったり来たり揺れ動くのだ。

悪がはびこり、次に正義が勝ちそうになるとまた悪がはびこる。

あと2000年経っても多分、同じように進んでいくのだろう。


経済も政治も陰謀で成り立っている。

DSなどという悪の組織が有るわけでもなく、個人と個人の繋がりで、

違法なのか合法なのか良く解らない所で成り立っている。

トレンドに飛びついて商売をするが、そのトレンド自体も陰謀で作られたもの。

社会の問題を正す政治も、その社会問題自体が作られたもの。

正す方法も誰かの利益の為のもの。

これらの「不正のようなもの」を全て排除したら、

商売というものは個人経営の八百屋さんの様なものしか残らないのだろう。


なんて、、、、

つまらない映画を観てしみじみ思ってしまった。



ゼロの焦点
https://eiga.com/movie/54313/


精神の風が粘土の上を吹いてこそ、人間は創られる

地上波や大手マスコミが報じないことメモ



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