かわいひでとし日記
令和4年11月20日      規律と躍動      全日本ジュニア新体操選手権大会
  #男子新体操
今日は男子新体操の試合観戦に高崎まで行ってきた。

約半年ぶりの男子新体操。

全日本ジュニア新体操選手権大会。



ジュニアというのは中学生までの年代だ。

ジュニアだからレベルが低いかというと、とんでもない。

物凄くハイレベルな演技をする。


一昔前の高校生レベルなのだ。


男子新体操の試合を見に来るといつも、最初の演技を見て泣けてしまう。

本当に美しい。

このスポーツは、約70年前に日本で生まれたスポーツだ。

女子のものとはルールも内容も違う。

体操競技は、突き詰めて言うと、いかに美しく身体を使うか、

を追求するものではないだろうか。


自分もずっと競技エアロビクスをやっていたので、

美しい身体の使い方には大いに共感できる。


演技は選手が入場してくるところから始まっている。

姿勢を良くして指先まで伸ばして床の前まで歩いてくる。

名前をコールされると、キャプテンが姿勢をただして

「はいっ!」と手を高く挙げて返事をする。

そして演技開始。

音楽に合わせるのだが、リズムに合わせるというよりは、呼吸で合わせる。

美しい身体の使い方、高いスキル、素晴らしいワザ、一致性、、、、。

指先から運動の方向性を示すエネルギーが放射されるのが見えるかの様だ。


本当に美しいので、まだ見たことがない人は是非一度見て欲しいと思う。




男子新体操は殆どが学生スポーツだ。

一番多いのが高校生。

試合会場ではいつも、元気に挨拶する高校生たちを見ることができる。

監督や先輩に対して、また、客席の観客に対して、

姿勢を良くして挨拶をする姿が爽やかで嬉しくなる。

姿勢を良くしてお辞儀をしたあとで、

今度は少年らしい愛らしい笑顔でふざけてみたりする姿を見ていると、

本当に心が洗われる。


学校というところは、規律を学ぶところだと強く思う。

さらに学校では部活をやるべきだと強く思う。

礼儀正しく元気に挨拶ができる、というだけで、

どれほど彼らが評価され、愛され、幸運を掴むことだろう。


規律を守った後でのおふざけなら安心して見ていられるし、

真面目さの後の笑顔は一層輝いて見えるものだ。


自由だ個性だと言ってやりたい放題にさせないでほしい。

世の中のご両親たちが、子供を厳しく育ててくれる事を心から願います。

そして、若い学校の先生達が、

生徒に嫌われるのを怖がらずに厳しく叱って欲しいと切に願います。

規律が有ってこその躍動なのではないでしょうか。




この動画は先日行われた男子新体操イベントでのもの。
井原高校(いばらこうこう)は日本でもトップクラスのチームです。
驚愕の演技をぜひご覧ください。


 

男子新体操


日本生まれの美しいスポーツ

 

脳が筋肉をコントロールする時


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