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令和4年10月12日
切り取りすり替え 報道という病気![]() |
あの日、いつもの様に事務所で仕事をしながらテレビをつけたら、 何かの事故の映像が流れてきた。 見ると、電車が脱線して建物に激突していた。 先頭車両は殆ど潰れて建物にめり込んでいて、2両目が先頭車両の様に見えていた。 2005年4月に起きたJR福知山線脱線事故は死者107名、負傷者562名という重大事故だった。 簡単な事故の経緯としては、直前の駅停車時にオーバーランし、 その影響で遅れが出た為に、速度超過をしてカーブを曲がった為に脱線した事故だった。 虎ノ門ニュースで北村弁護士が、 福知山線の事故について、当事者や遺族、関係者の「気持ち」などを除いて、 とてもドライな状態で、教訓として見た時に、どうか、という話をしていた。 これはとても汎用性の高い重要な教訓になると強く思った。 詳しくは動画を見て欲しいが、簡単に言うと、 居眠り運転などを繰り返す運転士を再教育して現場に復帰させるという事は、 一見正しい様に見えるけれど、多くの乗客を乗せた公共交通機関で、 事故を繰り返す運転士を運転業務につけ続ける事が果たして正しかったのか。 この背景には労働組合が強い力を持っている為に、 解雇や移動がしにくいという「体質」が有ったという。 再教育の現場でも、非常に強い「非人間的な」再教育がなされた、 と組合から批判された。 しかし、乗客の命を預かる交通機関として、それは当然の事だったはずだ、 という話だった。 労働組合が強い、安全より労働者の権利優先、 事故後に労組からマスコミに流れた話によって、マスコミの論調も労組寄りになった、 など、色々と考えさせられる。 この教訓は現在の世の中の色々な事について当てはまると思う。 子供の個性を優先する、人権を尊重する、気持ちを理解する、 という一見正しい様に見える事をした為に、 その子供が、悪方向の影響も受けてしまう、ということ。 イヤだと思ったらやらない、ガマンする事を覚えない、 自分が中心に世の中が動くと思ってしまう、ストレスに弱い人間になってしまう、 などなど。 最悪の場合、ただ上司に叱られただけで自殺してしまう様な人間に 育ててしまうという事も起こる。 権利を主張するのは良いが、全体のバランスも一緒に考えるべき。 誰かを庇った為に、全体に影響が有る事故が起こってしまう事が有る。 などなど。 物事を一面的に見るのではなく、一歩引いて客観的に冷静に見つめる事の大切さを感じる。 マスコミのレベルの低さなのか、或いは一定の勢力と連携しているのか、 報道がヘンな方向に向いてしまっている事が多い。 安倍氏暗殺事件はいつのまにか、統一教会の問題にすり替えられてしまっている。 安倍氏を誰が殺したのか、 (容疑者とされる人物が発射した弾丸が原因とは思えない状況証拠が出ている) 何の目的で殺したのか、警備の手落ちがどんなだったのか、 大事な事が脇へ置かれてしまっている。 世の中には色々とおかしなことが有る。 それをマスコミが冷静な報道をしない。 クリーンなエネルギーだと言って、 樹を伐採して山を削って太陽光パネルを敷き詰めるという自然破壊をしている、 お金が儲かるからと言って、独裁国家に重要な技術情報を流してしまう、 安いからと言って、奴隷労働によって作られた製品を買ったり売ったりしてしまう、 戦争反対だと言って、戦争を防ぐ為の防衛力を強化する事に反対する、 基地反対、防衛力強化反対というのは隣国の利益であって日本の利益ではない。 こういうおかしな事をマスコミが増幅して伝える。 何かの力が働いているのか、それとも単にバカなのか、、、。 何かの力が働いているのではないのか。 北村さんの話は、とても色々な事を考えさせられます。 是非この動画を見て考えてみてください。 15分ほどですが、この日の北村さんはキレッキレで素晴らしいので、 ぜひ、全編ご覧ください。 https://youtu.be/5vX_czNfojc?t=1308 世の中に溢れる正義 日本は既に中国に支配されている たちの悪い嵐 精神の風が粘土の上を吹いてこそ、人間は創られる |
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