令和3年9月30日
有意義だった自民党総裁選
有権者が聡明にならなければ |
今回の総裁選は色々な意味で盛り上がった。 何といっても、高市早苗さんが出馬した事で、安全保障のこと、靖国のこと、天皇のこと、 などなど、保守の核心についての議論が行われた事が素晴らしかった。 地上波テレビで敵基地攻撃能力についてかなり具体的に議論されたのは画期的な事だったのではないだろうか。 日本が原子力潜水艦を保有することや、中距離ミサイルを配備する事などが当たり前の様に議論された。 軍事というだけで話をするのを避けてきた平和な日本人には(お花畑と言われる)、少し良い刺激になったのではないだろうか。 強い経済と軍事力を持っていなければ、外交も成り立たないし、抑止力を持つ事も出来ない。 そして日本のご近所にはアブナイ国がいくつも有るのだ。 こういう話題を正面から取り上げて議論するところを地上波テレビで見せた事はとても有意義だったと思う。 しっかりした国家感を持った高市さんには、是非、次の総理になってもらいたものだ。 逆に、「国民的人気」が有ると言われた河野太郎氏は、この総裁選で「化けの皮がはがされた」と言えるのではないだろうか。 まず、この「国民的人気」というのが解らない。 河野氏だけでなく、石破茂氏もそう言われる事が多い。 しかしこの両氏は、政策的に優れているわけでもなく、「面白い事を言う」程度の事で人気が有るかの様になってしまっているだけなのではないだろうか。 河野氏は女系天皇容認、原発即時廃止など、 国家の根幹にかかわる事について「アブナイ」主張をしてきた人だが、 今回の総裁選ではさらに年金を税金で賄うという非現実的な事を言ったり、 どんどん言う事が後退し、抽象的な言葉でごまかす事が多かった。 河野氏が選ばれなくて本当に良かったと思う。 さて、その河野氏が多くの票を取った党員票だが、自民党員というのはどんな人たちなのだろうか。 知名度が高い、というだけで多くの票を取ってしまうというのはどうしたものだろう。 政策や国家感がしっかりしている人を選ぶべきなのだ。 地元への利益誘導に群がる党員ではなく、政治には関心の無いつきあいで党員やっているだけ、ではなく、政権与党の党員としての自覚を持ってもらいたいものだ。 河野氏は突然イージスアショアを中止した人物だ。 中止した理由が良く解らない。ブースターが落ちてきて危険だからなどと言う。 ミサイルが着弾するのとブースターが落ちるのと、どっちがええんや、という話だ。 河野一族の同族会社、日本端子が中国で優遇されている事も明らかになり、なにやら話が全部繋がって見えてきてしまっている。 まるで中国共産党の工作員であるかの様に見えてしまっている状態をきちんと説明出来なければもう閣僚になって欲しくないし、総裁選に出て欲しくも無い。 これはきちんと説明するべきだ。説明出来るのかどうか知らないが。 この日本端子の件などについて、地上波のニュースでは全く報道されていない。 これが安倍さんだったら大騒ぎをしていただろうに、、、。 この、新聞やテレビの報道を見ていると、これもまた中国共産党の工作員の様に見えてきてしまうのはどうしたらよいのだろう。 新聞や地上波も、ネットも、バランスよく見て良く考えないと選挙で投票などできないのではないか。 このあと、衆議院選挙が有る。 聡明な日本国民は、顔が良いからとか、話がおもしろいから、とか、名前を知っているからとか、そんな事で投票をしない事を切に願う。 国の根幹にかかわる事を誠実に考えて投票したいものだ。 とにかく今回の総裁選は、今有る野党が不要に思えるほど大いに盛り上がった。 野党第一党と言われる党の支持率が3%くらしか無いのは、「モリカケサクラだけ」と言われる様な普段の行いのせいだと思う。 もっと現実的な、今回の総裁選の討論の様な事を言う野党が無いと、いつまで経っても自民党オンリーなのだろう。 もうすぐ選挙 考えてみるべき問題 左から右へ |
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