かわいひでとし日記
思うこと、こころもち、脳内風景


2014.08.15    戦争の記憶


いつもの様に出勤すると、

上司から「今日、お昼から大事な放送が有るから、全員ラジオの前に集まるように」

と言われた。


お昼にラジオの前に整列して放送を聞く。

言葉が難しくて何を言っているのか良く解らなかったけれど、

ああ、戦争に負けたんだな、という事だけは解った、、、。


放送を聞きながら、自然と涙がこぼれた、、、、。




そういう話を学校の先生から聞いた事が有ったのだけれど、その先生の話し方が

とてもリアルだったのか、まるで自分が体験した事の様に、映像として自分の胸

の中に残っている。


あの日は今日の様に、かんかん照りの暑い日だった、、、。





太平洋戦争に関する本をずいぶんたくさん読んだので、部分部分で自分が本当に

体験した事の様に、自分の頭の中に「記憶」している。


最初は、戦艦かっけー、とか、そんな感じで読み始めた戦争の本だったのだけれ

ど、色々読んでいくうちに、なんでこんな事しちゃったんだろう、なんて思う様

になり、軍事、作戦関係の本、政治関係の本なども読む様になり、自分の中に戦

争の「記憶」が出来上がった、、。



沖縄戦の恐怖の体験も一部「記憶」している。

現地司令官の言葉も「記憶」に残っていて、沖縄の人には良くしてあげないとい

けないと、自然と思う。

沖縄県民斯ク戦ヘリ
県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ




もし自分が兵隊だったらどんなだったのか、疑似体験できる映画が有ります。

プラトゥーン」。


観て、新入り2等兵として体験してみたらどうでしょう。

 

 

戦争の夏

 


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