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令和6年12月9日 若き日の選択 なんだかわかんないもの |
何だかわかんないものに参加しようと思うでしょうか、ふつう。 思わないでしょう。 だけど、三十数年前の自分は参加したのだった。 若さって本当に素晴らしいと思う。 その当時、東京体育館のトレーニングルームでトレーニングをしていたのだった。 あの頃はまだスポーツジムはあまり無く、公立のトレーニングルームに通うのだった。 その時、館内放送で、 「これからエアロビクスを行います。参加希望の方は、〇〇に集まってください」と。 エアロビクスってなんだ? 見たことも聞いたこともなかったが、 なんだかわからんのに参加しようと思ったのだった。 なんだかわからんのに参加した自分は、本当に若くてポジティブだったと思う。 やってみて、心底驚いたのを良く覚えている。 インストラクターのまねをして、必死でついていっただけだったが、 気が付いたらあっという間に1時間経って、汗びっしょりになっていたのだった。 こんなに汗びっしょりになるのは大変なことなのに、気が付いたら汗びしょびしょになっていたのだった。 これは本当にいい運動だなあと思ったのだった。 感動した。 こんなに汗をかける事ってなかなか有るものじゃない。 エアロビクスをやろう、と思ったのだった。 どこに行けばできるのか友達に聞いたら、ティップネスがいいよ、と言われたので、 すぐに入会してエアロをやる様になった。 ティップネス渋谷店の1階オープンスタジオは、楽しく誇らしく刺激的な空間だった。 1階にオープンスタジオとショップとフロントが有るので、 フロントで何か言っても聞こえやしないのだった。 あの当時はみんな派手なウェアを着ていた。 今では考えられない様な派手なウェアを着ていた。 ダボダボした短パンにTシャツなんていう人は一人もいなかった。 ひぇ~、みんなかっこいいなぁ、と思ったのだった。 自分も上手くなりたいと思ったのだった。 週に7日ティップネスに通って、1日1~2本のエアロをやったのだった。 あの当時、スタジオ内は男女半々だった。 ジムに行く若い男性もみんなエアロをやっていた。 そして、エアロビクスはたくさん走るハイインパクトが主流だった。 走りまくっていた。 そのうち、競技エアロにもハマってしまって、大会に出まくったのだった。 そしてとうとうインストラクター養成コースに通ってイントラになってしまった。 イントラとして週に13本のクラスを持ち、インストラクター専業でやっていたが、 1本3000円くらいのギャラではとてもとても、食っていけなかった。 借金が何百万も出来てしまって、とうとうインストラクターを諦めたのだった。 その後、自分で会社をはじめて仕事ばかりの生活になり、全く運動をしない20年を過ごしてしまった。 そこで病気を得てしまい、仕事を断念し、年金を貰ってアルバイトをする生活になった。 それを機会に再びジム通いを始めて、久しぶりにエアロビクスを受けて見た。 けれど、エアロがすっかり変わってしまっていたのだった。 スポーツクラブのエアロビクスはローインパクトばかりになってしまった。 ハイインパクトはほとんどやらなくなってしまったのだ。 その代わりに、ダンスの様なエアロビクスが増えてしまった。 動きが軽すぎて汗びっしょりにならないのだ。 運動強度が低すぎるのだ。なんじゃこりゃ、、、、。 一体何をやっているのだろう、と色々なインストラクターを受けて見たが皆同じだった。 仕方が無いから自分でやろう、と思った。 レンタルスタジオで自分1人でやる事にした。 それから5年近く経つが、今では受けに来てくれる人も増え、 身体を鍛えたい男子の為のハイインパクトエアロビクス、ということで、 毎週楽しくエアロビクスをやっている。 メンバーは30代、40代の男性で、昔からエアロビクスをやっていた50代の人も来ている。 昔からずっとエアロビクスをやっていた人は50代になってもまだまだ全然動けるし、 動作も30代よりもずっときちんと動けている。 この年齢になってもまだ、ハイインパクトエアロビクスのインストラクターを 出来ているのは本当に幸せな事だ。 今から40年近く前の自分が、何だか分からないのに参加してみようと思った事が、 全ての始まりだった。 本当に若き日の自分に感謝したいと思う。 息が上がるくらいたくさん走る高強度で、 男子の為のシンプル動作のハイインパクトエアロビクスのサークルです。 身体を鍛えたい男子はぜひ、参加してください。 鍛えたい男子の為のエアロビクスサークル https://www.youtube.com/watch?v=DSzwpQVYbec 20代男性は特に 正しいトレーニングとは エアロビクスインストラクターや関係者に伝えたいこと キツめの有酸素運動をする意義 一生モノの体力と若さを保つ |
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