Dさんからのメール
ひでとしさん、こんばんは。
先週遅い時間にいきなり訪ねた迷惑者です(笑)。
ホームページが大反響みたいですね。
おめでとうございます。
いただいた本、読み終わりました。
自分の「体」や「性」とは一体何なんだろう、と
考えさせられました。
(理屈っぽいところも多くて、ちょっと眠くなったりも
しましたが。笑)
僕自身は売春について否定も肯定もできる立場にないとは
思っていますが、この前ひでとしさんに会ったことは
自分の「心」と「体」の折り合いをつけるために
必要だったような気がします。(ま、そんな大げさな
ものでもなくて、やりたかっただけかもしれませんが。笑)
たとえば、家庭では「よき父」や「よき夫」である人が、
ソープに行ったり、あるいは男を買ったりすることも、
その人の「心」と「体」を分裂させないための「潤滑油」
なのかもしれません。だれかを幸せにするために、
そして自分が幸せになるために、そういう「潤滑油」は
時々必要なのかもしれません。そんなことも思いながら
読み終わりました。
ところで、この前ちらっと話した人とは何となく付き合い
始めたような感じです(覚えていますか?学生時代の話では
ありませんよ)。
ひでとしさんの言葉を借りれば、僕と彼がそれぞれ、
ずっと求めていて、それでいて手に入らなかった
「愛情の部品」のようなものが、似ていた気がします。
これが「愛情」かどうかは分かりませんが、しばらく
この「愛情の部品」を見てみようと思っています。
(というわけで、ひでとしさんの所に行くのも当分は
なさそうです。―と言って、来週行くかもしれませんが。笑)
でも、時々はメールを書きますね。
ひでとしさんも、○○に来るようなことがあったら、
声をかけてください。飯でもいっしょに食いましょう、
エッチは抜きで構いません(笑)。
そうそう。5月1日の日記、嬉しかったです。
(さっそく「愛情の部品」を使わせてもらいました)。
僕の言葉がひでとしさんの心のどこかに反射して、
また僕の心に戻ってきて響くというのは、いいものですね。
いいセックスも、結局はそんなもんなのかな、と思ったりもします。
改めて、ひでとしさんは人の心をつかむのがうまい人だと思いました。
(ちょっと誉めすぎでしょうか。笑)
長文ご容赦。
それでは、また。
Dさんからの2通目
ホームページに僕の話を載せたい、とのことですが、
ちょっと恥ずかしい気もするので積極的な「イエス」
ではないけれど、構いません。
ところで、ディオンヌ・ワーウィックの「That's
What Friends Are For」という歌を知っていますか?
スティービー・ワンダー、エルトン・ジョン、
バート・バカラックとあともう1人(度忘れした。笑)と
一緒に歌った曲で、「君が大事だって言えることが
嬉しい。君は僕を変えてくれた人。僕はいつでも
君の味方でいるよ。それが友達ってものだから」
というような内容です。
例の彼が遠くに行ってしまった(ように見えた)ころ、
この曲がやけに「痛かった」のを思い出しました。
ま、それはさておき(笑)、友情も愛情も同じ線上に
あることを気付かせてくれる名曲だと思いますので、
もしまだだったら一度聞いてみてください。
そうそう、ディオンヌ・ワーウィックは「友達から恋人に
なることだってある(Friends Can Be Lovers)」なんて
曲も歌ってましたっけ。
今のひでとしさんにお勧めのアーティストかもしれません。
それでは、また。 |