かわいひでとし日記
令和3年8月26日      テレビの人       エンタメの本道
  

昭和の頃は、夜は家でテレビを見る時間だったけれど、

今ではもう、テレビってほんとに見なくなりましたね。

自分が定期的に見ているのは大河ドラマとNHKニュース。

あとはワールドカップだのオリンピックだの特別な場合だけです。

一応、念のために見てはいるが、テレビのニュースも本当は見る必要性を感じません。

地上波テレビのニュースは本当に偏った報道ばかりだからです。

これを報道するのに、なぜこれは報道しないのだ、という疑問がいつも起こります。

ネットを見ていると、地上波テレビの番組への批判が物凄い。

悪名高いのは「サンデーモーニング」とかその他のワイドショーだ。

どんなふうに批判されているか読んでいると、こういう番組は絶対見るべきではないと思えてくる。


さて、オリンピックが終わりましたが、随分たくさんテレビを見ました。

やっぱりオリンピックは面白いなあと思いました。

でも、気になる点も有りました。

まずは開会式。

当初予定されていた内容がズタズタにされてしまって、かなり低レベルなものになってしまった様です。

コロナという事で、お祭り騒ぎを控えるという事も有ったとは思いますが、(コロナだからこそお祭り騒ぎをして欲しかった)かなり内容が変更されてしまった様です。

で、ここで気になるのは、電通などなど、いわゆる「テレビの人」たちがぶち壊した感じです。

それに引き換え、パラリンピックの開会式は一本筋の通った素晴らしいものでした。

王道というか、古典的というか、昔から有る当たり前の常とう手段で作られた、

保守本道みたいな内容で、なんのことはない、昔からの価値観をそのまま踏襲する様な、
当たり前のものが結局は多くの人の心をつかむのだな、と思いました。

「テレビの人」たちが革新的でぶっ飛んだ演出を考えて、

「どうだ、これ、凄いだろ」と言って見せる様なものより、

保守本道のほうがよほど良いという事でした。

素晴らしい開会式をやって名誉挽回したいところですが、

日本で夏のオリンピックが開かれる事はこの先何十年も、100年くらい無いでしょう。



各競技の放送についても、「テレビの人」の感覚が邪魔くさいと思う事が有りました。

アイドルタレントをメインキャスターにする感覚、、、、。

盛り上げる、面白くする、人気を得ようとする、だからスターをメインに据える、

という「テレビの人」の感覚はどうもいただけない。

そんな事より競技そのものをしっかり堪能できる作りにするという感覚は無いのだろうか。

こういう番組の作り方がどうも本末転倒みたいでイヤでしたね。

競技を分かりやすく的確に解説してくれる人を呼んで話してもらうほうが余程良い。

だからNHKの作り方がやっぱり一番良かった。



さて、テレビよりもネットのほうが視聴時間が長くなったという事です。

ユーチューバーたちが色々頑張ってくれてはいますが、

まだ、テレビほどのクオリティは出せない様です。

が、「テレビの人」の感覚を踏襲する事無く、番組を作る時は本道を歩いてもらいたいと思います。

何を見せるのか、本道をしっかり歩いて、脇道にそれない様にして作ってくれるとありがたいですね。

テレビのほうも、すっかり感覚が狂ってしまっているPやDの世代交代が進む事を期待します。



何が面白いかわからない人々

熱演から思う、本質と枝葉


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