かわいひでとし日記
令和3年5月9日      文化の違い      戦争を防ぐには
 

戦争をしないように、話し合いで平和的に問題を解決する、

というのは賛成です。

戦争をしてはいけません。

しかし、しかしです、話し合いをしても無理、なのではないでしょうか。

例えば、領土問題。

一度盗られてしまった領土が平和的な話し合いで変換されたという例は、

人類史上1度しか無いそうです。それは沖縄返還です。

それ以外、領土問題は全て戦争でケリをつけられてきました。

それはそうでしょう。一度盗ったものをタダで返すわけがない。

戦争以外だと、経済的なアメ、またはムチ、で解決するしかないのでしょう。

そうは言っても、腹を割って話し合い、事実を照合して、

理性的に話し合えば話し合いで解決することは可能なのではないか、、、、。

しかし、それは、残念ながら日本人だけの考えの様です。

日本人同士の話し合いなら、事実を照合して、これが事実だと解れば、

そうか、それでは自分が間違っていた、ごめんなさい、と、なるけれど、

外国とはそうはいかないようだ。

このことは2年前の「レーダー照射問題」で、嫌というほど思い知らされた。

何を言っても全否定で、事実などどうでも良い事なのです。


この数ヶ月で、

「でっちあげの徴用工問題」、「よくわかる慰安婦問題」、を読み、

「反日種族主義を読み」、さらにネット番組で松木国俊さんの話を聞いてその思いを強くした。

松木國俊さんの話
https://youtu.be/PGAbbMbN-Ws?t=1826


日韓で教科書などの歴史問題を検討した際、

「なんで歴史の事実にこだわるんだ」と怒られた、という話をしていました。


また、「反日種族主義」李栄薫 著

を読んでいてとても印象に残った記述が有ります。

「とにかく」、二十万人だ、数万人だというのは、全く根拠のない荒唐無稽な説です。私は以前、韓国女性運動の指導者級の人とこの数値で論争したことがあります。対話中、偶然二十万人説が出ました。私は、それはとんでもない数値だと説明しましたが、全く聞こうとせず、結局は、怒り出して席を蹴って出て行ってしまいました。そのどうしようもない頑固な先入観こそが、二十八年間この問題の解決を妨げる最大の敵でした。」

韓国女性運動の指導者と著者が討論をして、事実を列挙していくと、怒って席を立って帰ってしまった、というエピソード。

はっきり言って、事実などどうでも良いのだ。

歴史というものは、事実ではなく、あるべき歴史が大事なのだ、という考え方。

朝鮮半島で、日本式の前方後円墳が多数発掘されると、これはやはり、

韓国の文化が日本に伝わったのだと喜んだが、

良く調べてみると年代が日本のものよりもかなり新しい事が解ると、

ブルドーザーで破壊してしまったり、円墳に変えてしまったりするという「学会」の体質。

こういう事を理解すると、レーダー照射問題で、なぜすぐバレる嘘を言うのか理解出来なかったのがすんなり理解出来る様になる。

なぜ韓国の原発から日本のものの何倍もの処理水を出しているのに、

日本の原発だけ非難するのか、よく分かる。

事実など、どうでも良い事なのだ。

ここで言いたいのは、韓国を悪く言うことではなく、そういう文化なのだ、という事。

文化の違いというものは恐ろしいものだ。

これはなにも、韓国だけに限った話ではない、中国もそう、さらに、他の国々もみんなそうではないか。

外国は、何か条約を結んでも、都合が悪くなれば勝手に破棄をします。

じっと守り続けるのは日本だけです。

こういう世界に居る事をもう少し自覚して、日本はやっていかなければならないでしょう。

戦争を起こさない一番の方法は、バランスをとる事です。

相手の軍事力が強くなれば、それに合わせてこちらも強くする。

そうすることで、相手が簡単に手を出してこられない。

このバランスが崩れるとどうなるか。

チベットという国は平和的な憲法を作って軍事力を抑えました。

するとすぐに中国共産党に占領され、

現在では中国の領土として「チベット自治区」と呼ばれてしまっています。

東トルキスタンという国も、現在では「新疆ウイグル自治区」と呼ばれてしまっています。
南モンゴルもそうです。

フィリピンから米軍が撤退するとすぐに中国は動き出し、

今でも漁船を装った海上民兵をフィリピンに送り込んでいます。

日本も、自衛隊を強化して、日米安保を堅持しなければあっという間に中国が手を出してくることでしょう。

日米安保をやめてしまったら、日本は独自で核兵器を持たなければならなくなります。

そういうわけで、「自衛隊は違憲」だの「米軍基地反対」だの「戦争法案反対」だのと、
単純なひとつの単語を掲げて理想論を唱えている人には、もう少し世界の現実に目を向けてみて欲しいと思うのです。

日本が防衛費を増やすと「軍拡反対」と言う人たちは、なぜ中国に対しては言わないのでしょう。

決して使いたくない軍事力を持ってバランスを取るしか、今は戦争を防ぐ方法が見当たらないのではないでしょうか。

日本国憲法の戦争放棄は素晴らしい理想ですが、今現在は非現実的です。

改正して自衛隊をきちんとした軍隊にする必要が有ると思います。

これは戦争がしたいのではなく、戦争をしない為です。




戦争反対

右vs左



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