令和2年12月26日 解答を求めるサラリーマンたち
もっと冷静に考えよう
受験勉強には正解が有る。
なので、正解にたどり着くコツの様なものも有る。
正解すれば満点を貰える。
しかし、世の中には正解などというものは殆ど無い。
受験勉強を通って来た役人、官僚、そしてサラリーマンたちは、日々解答を求めて仕事をしている。
厚労省の官僚たちは、指定感染症だとこう、2類だとこう、前例はこう、と、正解だけを求めて初期対応を間違ってしまった。
これは今に始まったことではない、国の存亡をかけた戦争の時でも同じだった。
大局観が無く、逐次投入の繰り返しで国を滅ぼしかけてしまったのだった。
一般のサラリーマンも同じ。
マスコミの社員もそうだ。
正解を求めてしまっている。
正解に飛びついてしまっている。
感染者数が増えたという「正解」に飛びつき、言いふらしまくっている。
今日の感染者数が発表されました! 過去最多です!とやればデスクに褒められてそれで終わり。
もっと広く考えられないのだろうか。
考えられないのだ。
だいいち、仕事を終わらせて遊びに行かなければならないのだ。
正解をゲットしたのだからそれで終わりで、あとは遊びに行くのだ。
しかし待てよ、とか、そもそも、とか、元々は、とか、考えなければいけないのだ。
だから、学校で成績が良かった人だの、受験勉強ができた人だのを喜んで採用している場合ではないのだ。
目の前の正解しか見えないマスコミってなんなのだ。
アベが事情聴取を受けた!という眼の前の正解に飛びつくだけなのだ。
この事案はとても、起訴どころか、略式起訴にもならない事案だと説明が有った事など吹っ飛んでしまって、大騒ぎをしてしまう。
一社員が書類の記載ミスをしたことで社長がクビになる事など、なかなか有るものじゃない。
それをテレビで大々的に放送して大騒ぎをする、それを見て人々が騙される。
何をやっているのだろうか、この国は、、、。
放送は両論併記にしなければいけないのではなかったのか。
餅を喉に詰まらせて死亡する人は、毎年1月だけで1300人居るという。
交通事故では毎年1万人近くが死亡する。
1年近くの累計でコロナでの死者は3000人。
入院患者の殆どが既に退院している。
感染者数などという意味のわからない数字を発表するのをやめて、
重傷者数、死者数を発表したら良いではないか。
コロナを2類にしているから医療が逼迫するなどと言うのだ、
インフルエンザと同じ5類にすれば良いではないか。
「正解」に囚われて硬直しすぎていると思う。
我々一般庶民は、感染者数が1000人だろうが200人だろうが、ただただ淡々とマスクをし、うがい手洗いをし、ソーシャルディスタンスを保つのみ。
もうちっと落ち着いて考えましょうよ。
たちの悪い嵐
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