かわいひでとし日記

 

 

 

 

 

 


 

令和2年4月12日      ワンルーム      衣食足りて礼節を知る


独身者の多くが住んでいる「ワンルーム」。

だけど、つくづく思うのだ。

独り住まいだからと言って、一部屋で足りるわけが無い。

飯を食うのも寝るのも、くつろぐのも勉強するのも、あれするのもこれするのも、なんか変なことするのも、みんな同じ部屋って、、、、。

ワンルームには長いこと住んでいた事が有るが、「せめて寝室だけでも別の部屋が有れば」と、良く思ったものだった。

ベッドだけでも別の部屋に置ければ、どんだけ楽になることか、、、。


友達の家に遊びに行くと、その多くがワンルームだ。

もう手がつけられないほど散らかっていたりする。

ひどいのになると、文字通り「足の踏み場もない」状態だ。

パソコンの横に炊飯器が置いてあったり、電子レンジの上に鏡と化粧品が置いてあったり、ベッドの横が洗濯機だったり、そりゃあもう、笑ってしまうほどひどいものだ。

そんな部屋では、ベッドに座って飯を食ったり、洗濯機の上で勉強したり、

もう笑いが止まらない、、、、。

狭すぎて、片付けるのを諦めるしかない状態だ。


やっぱり、これは

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」

という憲法に反するのではないのだろうか、、、

いや、反していないかもしれないが、最低限度すぎる、と思う。

単身者はワンルーム、というヘンな標準を、

単身者でも2DK、という標準にしたほうが良い、とつくづく思う。


部屋が散らかっていると、心もきれいじゃなくなる、

心がとっちらかって、荒んでしまうと思うのだ。


賃貸マンションを建てる人たちよ、単身者向けでももうちっと広く作ってくださいな。

単身者が増えて、人口は減っているのだ。

もうちっと健康で文化的な生活を標準にしたほうが良いわなあ、、、、。

都内に住んでいる安月給の若い独身者は、給料の半分近くを家賃に持っていかれている。
こんな事では清い心など持っていられないのではないだろうか。

時々話題になる「ベーシックインカム」。

賃貸に住んでいる人に家賃補助のベーシックインカムなんかできたら、

きっと、みんな今よりお上品になれて、犯罪も減ったりするのではなかろうか、、、


居、食、寝を別々の部屋で出来れば、心の余裕も生まれるのではないだろうか。

ただねぇ、最後にひとつ言っておきたい事も有ります。

昭和の人たちは偉かった。

貧乏人は木造の六畳一間に住んでいた。

トイレは共同、風呂は無し。

六畳どころか四畳半一間だったり、下手すると三畳だったりもした。

実際に自分は中学生の時、六畳一間で風呂なし、トイレ共同のボロアパートに住んでいた。
隣の部屋は、なんと、一家四人が四畳半一間に住んでいた。

それが今ではワンルームと言っても風呂もトイレも有るし、小さくても一応キッチンも有るし、蛇口をひねればお湯が出てくるのだ。

昔から考えれば、なんという贅沢な暮らし、なのだ。



志村けんさんと柄本明さんの芸者コントが大好きです。

柄本おねえさんは、2畳一間に住んでいるそうで、

それも、畳が縦になってんのよぉ、って。

昔のことを知っているから笑えるのかも。


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