かわいひでとし日記

 

 

 

 

 

 


 

2017.04.19       天気晴朗なれど波高し      男子新体操の国際化

 

男子新体操が好きになってしまって、

なんやらかんやら自分なりに考える事が増えている。

体操は(特に鉄棒は)一番苦手なスポーツだったのだけれど、、、。




日本体操協会についても、体操競技についても、

何も知らない自分が批判をしようなどとは露ほども思っていない。

むしろ、応援するから頑張って欲しい、としか思っていない。



ほんとに、応援しています。頑張ってください、言いたい事はこれだけだ。




男子新体操指導者海外派遣事業の分析
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sposun/27/2/27_2_121/_pdf

を読みながら、連想した事が一つ有る。


自分は10代の頃に夢中になって、太平洋戦争に関する本を読み漁っていた事が有る。

読みながら思ったのは、なんでこんな事をしてしまったのか、だった。




「軍部」というのは軍人の集まりではなく、役人の集まりだった。

あのときの目的は一体何だったのか。

勝つことなのか、有利に運んで講和をすることなのか、

それとも保身することだったのか、、、。



人員も予算も資源も足りない中で、戦力を小出しにしてしまった。

あっちに少し、こっちに少しずつ艦隊を出して惨敗してしまった。



現場の人間も気力だけはしっかりと有ったのだけれど、

食べ物も無く、情報も無く、ただただ気合だけでやってしまった。



兵力を小出しにするのは、とてもまずい戦術なのだそうだが、

そうは言っても、あっちにもこっちにも対応しなければならず、

小出しにせざるを得なかったのだろう。



でも、もっと俯瞰した大局的な情報や戦略が有れば、

戦力を一点に集中してうまいことできた可能性も有る。

いや、それもやったのだった、ミッドウェーで。

でも、何を目的としてやっているのか、を見失ってしまったために、

惨敗した。



それに対してアメリカは、

ゼロ戦の残骸を回収し、分解し、分析し、弱点を見つけ出し、

対抗する為の機体や戦術を作ったのだった。



軍部は、負けが込んでくると、次第に気力も失われていった。

保身に走った。

うわべを取り繕った。



だけど、こういう事も、後になってからだから言えるのだ。

その当時、当事者として必死になっていたら、

やはり自分もそうなってしまったのだろうと思う。



だから誰も責める気持ちは湧いては来ない。



商売も戦争も、そういう才能が有る人、

商売の上手な人にやって貰ったらずいぶん違うのだろうと思う。


スポーツマンシップよりもゲームズマンシップを重んじる様な、

商才の有る人にプランを立ててもらってやらなければ、

なかなか難しいのだろうと思う。



戦力を一点に集中させて、そこで成功する事で、他もついてくる、

という様なやり方をしたらどうなのだろう、

と、商売の才能が皆無の自分が思ったりする。



ロシアに攻め込む。

ロシアで成功すれば他の国もついてくる。



人の心を動かすには「感動」してもらうことだと思う。

ピコ太郎を見習ってみたらどうなのだろうか。


当事者でも関係者でもなく、何も知らない自分が考えてもどうにもならないけれど、

ついつい考えてしまったのでした。

 

 
 


 

 


 


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