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令和6年10月14日 必要と不必要の境目 国家予算の半分を占める医療費 |
お医者さんには世話になった事も有るので悪く言いたくはないけれど、 それでも医療費というものには強い疑念を持つのは正直な気持ちだ。 まず、自分の経験を少し紹介してみようと思う。 自分は家庭の事情で中学生の時から自炊の一人暮らしをし、 高校生の時には経済的にも自立してしまった。 ずっと1人暮らしで周りに大人が居なかった為、10代の若い考えだけで、 やってみたいと思う仕事をしてみたり、本当に先の事は考えずに生きてしまった。 自分は小学生の時からずっと長距離走やらバスケットやら、 結構キツめの有酸素系の運動をしていて、結構身体は丈夫なほうだった。 けれど、20代前半の頃、まず十二指腸潰瘍になってしまい、何度も病院へ行った覚えが有る。 けれど、何度病院へ行っても特に治る事も無く、何度も再発を繰り返していた。 30代の頃、ふと思い立って「ピロリ菌の除菌」というやつをやってもらった。 するとどうだろう、嘘の様に胃の痛みが起こらなくなってしまった。 今まで何度も病院へ行っていたのは一体何だったのだろう、と思ったのだった。 同じ頃、鼻が蓄膿症っぽくなって耳鼻科に行った事が有ったのだけれど、 通っても通っても、毎回鼻の洗浄をするばかりで、これって一体いつまでやればいいの? という感じで、イヤになって通うのをやめてしまった覚えが有る。 その後、トラックを買って1人で仕事をしたりしていたので、 病院へ行く、という事が全く出来ない生活になった。 1人で仕事をしていたので、平日の昼間に病院へ行く事など出来なかったのだ。 なのですっかり、自分の中では「病院へ行く」という文化が無くなってしまった。 重い風邪をひいても特に病院へは行かず、テキトウに薬を買って凌いでいた。 そんな訳で、そもそも病院へ行く文化も無く、行ったところで特に治る訳でもなく、 なんだか無駄な事をしていると感じる事が多かったのだ。 勿論、風邪をひいてクリニックに1回だけ行って薬を出して貰って回復した、 と言う人も居るだろうから全否定は出来ないけれど、 それでも医療業界のやっている事は結局利益追求最優先で 無駄な医療をしている印象はぬぐえない。 さらに、近所のクリニックや小さい病院へ行って、何か重い病気の予兆が有る時には、 殆ど必ず大きな病院への紹介状を書かれて結局大きい病院へ行く事になる。 その大きな病院というのがまたすさまじい。 大混雑なのだ。待合室には高齢者が溢れ、3時間以上待つのもザラではない。 高齢者で埋め尽くされた待合室を眺めていて、これって本当に必要な事なのだろうか、 と疑問が浮かんで来るのだ。 さて、先ごろ国民民主党の玉木さんが党首討論やエックスで発言した事が波紋を呼んでいる。 社会保険料を下げるために高齢者の終末期医療の見直しや 尊厳死の法制化という事を言ったのだった。 これに対して「命の切り捨て」などの批判が起こっているけれど、 玉木さんは別に、まだ元気な人を殺せと言っている訳ではないだろう。 植物状態になった人を胃ろうなどで延命治療する様な、 「本当に意味が有るのだろうか」と思ってしまう医療とか、 また、特に必要が無いのにダラダラと治療したり、大した事が無いのに病院へ行ったりする、 無駄なのではないかと疑問を持つ様な事に対して言ったのだろうと想像する。 この事は自分も以前から疑問に思っていた。 ヨーロッパなどでは自分で食事を摂れなくなったらそれは死を意味するそうだ。 けれど日本では意識も無く、自分で食べる事も出来ない老人にチューブを何本も繋げて、 植物状態で延命治療している。 自分で食べられない、他人と意思疎通が出来ない、という状態になってしまったら、 もうそれは生きていると言えるのかどうか、 また、そんな事をするよりも安らかに眠って頂いたほうが、 本人にも家族にも幸せなのではないだろうか、と思うのだ。 こういう胃ろうなどの治療は医療費全体のうちの何パーセントくらいを占めているのか、 調べてみたが良く解らないけれど、無駄と判断してカットする事も必要だと思う。 さて、国の予算のうち、なんと半分近くを占めるのが福祉関係の予算で、 そのうち医療費もかなり多いのだ。 これを削減する必要は強く感じる。 必要なものはカットするべきではないのだが、何が不必要か、という話になれば、 これらは全部必要だ、カットすべきではない、という意見が出て来るだろう。 どこから出て来るかというと、それはきっと医療業界から出るのだろう。 思い起こせば2,3年前、コロナで大騒ぎして結局医療業界が莫大な利益を上げたのだ。 本当にカネを稼ぐ事に貪欲な人たちだと思ってしまう。 それが今年になってもまだ、今後大流行する可能性が有る、などと何度も騒いでいる。 ワクチンだって意見が分かれているし、なぜか日本だけしかやらないらしい。 自民党の票田である医療業界の拝金主義と議員の利権を整理したいものだと思う。 また、国民のほうにも責任が有る。 安いから、タダだから、どんどん病院を利用する。 ちょっと風邪を引いたくらいでいちいち病院へ行くのがおかしい。 まだ小さい赤ん坊ならいざ知らず、大の大人がだ。 不必要な医療や無駄な医療を整理出来たらどんなに良いだろうと思う一方、 業界の圧力で絶対無理なのだろうとも思う。 ちょっとした事でいちいち病院へ行く国民の意識も変えたほうが良いと痛感する。 保険の自己負担割合を高めるという議論が有るが、それも必要な事なのだろうと思う。 先日、こんな記事が有った。 「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1353297?page=2 この記事、読む前から見出しだけでもあきれ返ってしまった。 ちょっとおかしいんじゃないか、と思うくらい神経質なのですね。 そんな事言ってたら空気を吸うのも恐れなくてはいけないですよ。 誰が作ったか解らない売っている食品だって食べられたものじゃない。 賞味期限が切れた瞬間に食べ物を捨てたりするのもおかしいと思うし、 何が何でも絶対紫外線に当たりたくない完全防備なおばはんとかも、アホか、と思う。 昭和の時代の「3秒ルール」を見習って、さらに若い時からキツい有酸素運動をして、 丈夫な身体にして、ちゃんと日光にも当って、 風邪を引いたくらいでいちいち病院へ行くのを止めるくらいでないと、 国家予算に占める医療費の割合は減らせないのだろうと思う。 ということで、結局医療業界を悪く言ってしまったけれど、 1人1人のお医者さんにはとても良心的できちんとした人もたくさん居るし、 自分もお医者さんには世話になっている。 ということで、どうもすいません。
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