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令和6年8月29日 ゼロ100な人々 思考の領域不足 |
子供の頃、今日はストライキで電車が止まっている、と聞いて、 ストライキって何?と聞いたものだった。 説明を聞いて、え?なんで?と思ったものだった。 給料上げて欲しいならストライキなんてやってないで働かなきゃダメじゃん、 と思ったのだった。 子供の時の自分の考えは今でも正しいと思う。 給料上げて欲しければ一生懸命働くとか、会社に提案をするとかして、 会社の売り上げを上げる事を考えたほうが良い。 あるジャーナリストが、そういう視点で労組の指導者に取材した事が有ったそうだ。 そして、あなたたちが要求している事を全部会社がやったら会社が潰れるのでは? と聞いたところ、会社が潰れようが知った事ではない、との返事だったそうだ。 売り上げを上げるのは経営者の仕事で労働者は知ったこっちゃない、というのは、 或る意味では正論かもしれないが、まともな大人の態度ではない。 ビーガンとかベジタリアンだと言う人が居る。 まあ別に本人がそうしたいなら構わない。 が、動物が殺される写真などを掲げて小学校の前でアジテーションをする人が居る。 私は肉は食べない、だからあなたも食うな、という訳だ。 そういう人に言いたいが、あんたは肉体労働しているのか、と。 重いものを運んだり、炎天下で工事をしたり、 そういう事をみんな他人にやって貰っておいて、 肉を食うなと言って威張っているのはおかしいだろう。 自分で肉体労働してから言え、と言いたい。 自分の友達にも菜食主義者が居るのだけれど、なんだか血色が悪く、 年齢とともにどんどん干からびてゆくので、ちゃんと食ったほうがいいよ、 と言ったりする事が有る。 動物というものは、他の動物を殺して食うものなのだ。 そういう当たり前の事が解らないのは、自分はお人形さんか何かだとでも思っているのだろうか。 年齢が高くても凄く元気な人達はだいたいお肉大好きな人が多いと思う。 黒柳徹子さんなんて、あの年齢でかなり大食いの様だ。 ちょっと太るくらいで丁度良いのだろうと思うのだ。肌の色つやが全然違う。 さて、戦争絶対反対、という人が居る。 まあ、誰でも戦争には反対だろう。 習近平だろうが北の将軍様だろうが、出来れば戦争はしたくないハズだ。 リスクが高いからだ。もし万一負ければ自分が殺されるのだ。 戦争反対だから自分は絶対戦わない、という人も居る。 でも攻めてきたらどうするのかと聞くと、降伏すると言う。 独裁国家に占領されても今まで通りの生活が出来るとでも思っているのだろうか。 さらに聞くと、国家の為には戦わないが、自分や家族の為なら戦う、と言う。 これは大きな勘違いだと思う。 国家の為に戦うのと自分の為に戦うのと、区別など出来ないのだ。 早い話が国家を守らなくては自分は守れないのだ。 誰だって戦争には反対だ。 けれど、独裁国家に占領されてしまった国がどうなっているのか、 良く見たほうが良い。 今、ウクライナは頑張ってロシアに抵抗しているが、ウクライナには辛い歴史が有る。 「ホロドモール」と呼ばれる出来事だ。 ソ連に占領され、兵隊の監視の元で農作業をし、 出来た作物はみんなソ連に持っていかれ、400万人もの餓死者が出たという出来事だ。 そして今、ウイグルでは何が行われているのか。漏れ伝わって来る話は色々有る。 言葉も文化も奪われ、強制収容所に入れられ、強制労働させられ、 生きたまま臓器を抜かれて売られてしまう、そんな話が聞こえて来る。 攻めて来たら戦わないとダメでしょう。 いや、自分は戦わないで逃げる、と言う人も居るが、 一体どうやって何処へ逃げると言うのだろうか。 もし逃げられても難民として生きなければならない。 攻めてきたら戦うしか無いだろうと思う。 武器の使い方が解らない人でも物の生産や運搬や、社会奉仕など、 色々な形で一緒に戦う事は出来る。 憲法改正をして戦争をしたがっている、という人が居る。 憲法改正というのはここでは9条の事を言っているのだろうが、 自衛隊を正規の軍隊にする事をどうして「戦争をしたがっている」と思ってしまうのだろう。 戦争というのはどういう時に起こるのか、近い歴史を見てみるべきだ。 要するに、相手が弱いと見ると手を出す、という事なのだ。 チベットは平和憲法を作っていたが、中国共産党に侵略されてしまった、 東トルキスタンも同様に占領され、今は「新疆ウイグル自治区」という名前ににされている。 フィリピンも同様だ。ずっと米軍が駐留していたのをやめて、米軍が居なくなった途端、 中国が手を出して来た。今では「ここまで中国の領海だ」と目の前まで迫られてしまっている。 軍備を拡張すれば戦争の危険は高まる、というのは別に全否定するつもりはない。 そいういう部分も有るだろうと思う。 けれど、現実的で有効な方法は今のところ、「抑止力」しか無いではないか。 一国だけで軍事大国と対峙するのは無理が有るから集団的に自衛をしましょうと、同盟を組むのだ。 これらはみんな、戦争がしたくてやっているのではなく、戦争を起こさせないためにやっている事だ。 今、日本の自衛隊は軍隊ではない。 見た目だけは軍隊の様に見えるが、単に行政組織なのだ。 何が違うのかというと、例えば敵国が上陸して来たので自衛隊が防戦する、という場合、 自衛隊員が撃って相手の兵士が死んだら、そこに福島みずほみたいなのが出て来て、 自衛隊員を殺人罪で訴える事が出来てしまう。 だから軍隊は司法が独立しているものなのだ。 そして、戦争というものは、何でも有りで何をしてくるか解らない。 そんな状況で、撃たれる前に撃たなくては到底守る事など出来ないのだ。 戦時となったら敵のミサイル基地を攻撃するのは現実的に必要な事だ。 相手が何をしてくるか解らないのだから、軍隊というものは「ネガティブリスト」で動く。 要するに、「これだけはやってはいけない」という事が決まっていて、それ以外は何でもやって良いのだ。 現在の自衛隊は行政組織で、「ポジティブリスト」なのだ。 やって良いと決まっている事しか出来ないのだ。 さて、夫婦別姓を希望する人が居る。 別に本人がそうしたいならそうすれば良いだけの話だが、 では子供の姓はどうなるのだろうか。 子供が成長して、「お母さん、なんで僕はお母さんの姓で妹はお父さんの姓なの?」 「僕はお父さんの姓のほうが良かった、妹はお母さんの姓が良いと言っているよ」 とか、考えて見てくださいな。 仕事などで旧姓を使い続ける事は現在の法律でも可能だし、 銀行口座も旧姓で作れる様になっている。 家族は一つのチームじゃないんですか。 子供をどうするのか、考えて見てくださいよ。 さて、「原発即時撤廃」というプラカードを掲げる人が居る。 そりゃあ原発はもし重大事故が起これば大変な事になりますからね。 でも、地震で壊れた原発なんて今まで一つも無かった。 福島の事故は非常用電源が地下に有った、というつまらない事が原因だった。 何十年も無事故で運転してきた原発をどうして即時撤廃なのだろうか。 徐々に撤廃じゃあダメなんですかね。 理由は勿論電気の事。 電気が無いとどうにもならない。 いや、電気など無くても、ろうそくで生活する、と言うが、 あなたの家の事ではなく、産業用の電力の話なのです。 太陽光発電はとてもじゃないが、ベースロード電源にはなり得ない上に、 火力や原子力のバックアップ電源も必要になる。 使用済み核燃料の事などが有るから、 今後もどんどん原発を新設しようと言っている訳ではない。 核融合などの新しいエネルギーが出来るまで、 今有る原発を使わないとどうにもならないでしょう、という話です。 即時撤廃、というのはあまりにも「ゼロ100」過ぎる。 もうちょっと現実的に、49とか51を考えましょうよ。 菅直人政権の時に作られた原子力規制委員会は、 無理難題を吹っ掛けて再稼働を妨害している。 これの見直しが必要だろう。 さて、日の丸や君が代を否定する人が居る。 「軍国主義の象徴」なのだそうだ。 どうかしている。 これについては長くなるので、自分の他の日記を読んでくださいな。 自分の生まれ育った国の歴史というのは、素晴らしい部分も有れば、失敗した部分も有る。 それを全部含めて自国の歴史というのです。 という訳で、イマイチ良く解ってないのではないか、という、 ごく少数の人に向けて偉そうに書いてみました。 沖縄から基地を無くしたら、日米安保を無くしたら、憲法をまともに改正しなければ、 一体どこの国が喜ぶのか、良く考えてみて欲しいと思います。 小泉今日子さんだの落合恵子さんだのにぜひ、教えてあげてください。
![]() 見ても解らない人 無知の知 考えない人々 騙される人々 子供に変な事を教えるな 机上の空論 極端な人々 現実的な判断を 思うだけで何もしない善人 命より大事なものもたまには有る 左翼の人々 選挙のやり方を変えるべき |
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