かわいひでとし日記
思うこと、こころもち、脳内風景
2014.09.14 シアワセは細切れの時間の中にある?
久しぶりの休日。何がしたいかって、そりゃもう、
引きこもって、寝たい
ほんとに心底、ただこれだけ。
引きこもるのって、なんか心が安らかなんだよね~。
昔、学校さぼって朝寝してたときの、あの感じ。
世の中がしーんと静かな午前中に布団の中に居るシアワセ感。
3ヶ月に1日しか休みが無いんじゃあ、
どうしたって寝ていたくなりますぜ、だんな。売れっ子芸能人なみです。
サインですか?はい、お名前は?
歌舞伎役者さんて、結構そうなんですよね。いや、売れてる人は、ですよ。
ほんとに休み無しですね。
歌舞伎の公演自体、1ヶ月に25日間、休演日とか無しでずっとやってるんですか
らね。
それで残りの5日にテレビだの取材だの稽古だのして、、、、。
舞台が無い月には映画撮ったり何だのして、、、。
先代の猿之助さんが、自分はこういう家に生まれて、こういう仕事をしているの
だから、「休む」とか「遊ぶ」ということは諦めないといけないのは解っていま
すっていうような事を言っていましたね。
実際にほんとに休みなしで仕事し続けていましたものね。
身体壊されてしまいましたが、、。でもどっちがいいかつったら、
ご本人にとっては身体壊してもやり続ける事のほうが大事だったんだと思
いますね。
なので、テレビを観ていて違和感を覚えるのが、「夏休み」。
ニュースキャスターとかが、今日から1週間、夏休みを頂いておりますので、
替わりに私がお伝え致します、かなんか、良く有るでしょう?
社員の局アナならまだしも、タレントで
テレビに出てる人には休みなんか無いもの
と思っていたので、違和感覚えます。
って、そもそも週休2日からして違和感覚えているわたくしですので、
まあ気にせんどいてください。
歌舞伎って、江戸時代からずっとそうらしいんですが、開演の時間までに出演者
全員が劇場に来ていて、終演まで全員居る、というのではないんですね。
自分の出番の時間までに出てきて、出番が終わると帰るんですよね(笑)。
江戸時代からずっとそうみたいなんですが、他には無いですよね、こういうの
今の時代には。だから主役が一番大変なんですね。
というか、稽古もほとんどしないんですよね。
セリフは全部暗記しているから、あとはどう演じるかだけなんで、
本番が稽古なんですね。
新作の場合でも、稽古は数日しかなかったりしますし。
江戸時代の、ちょっと笑っちゃう様なおおらかさが今でも残っているんですねぇ。
歌舞伎役者が殆ど練習せずに舞台に立つと聞いたら、現代人なら怒るんでしょう、きっと。
そんなもん、きっちり練習して完成してから舞台に立て!みたいな。
ただ、何週間練習しようが、何ヶ月練習しようが、存在感だの味わいだのっていうものは、
一生かかってやっと出来て来るものなので、結局は本番の舞台が練習になるんだと思いますね。
江戸時代の観客は、自分が出来もしない厳しい事を人に言ったりしなかったんでしょう。
ただ、あまりにもヘタクソだと物が飛んできたそうですが、、。
相撲では座布団、芝居小屋では、床に敷いている紙が飛んできたそうですね。
海老さまのブログとか見てると、まあしかし、一日何回ブログ書いとんねん、
つうくらいしょーもないことを何回も書いてて、
しっかしま~大らかに育っちゃったもんだ、って、
あきれけーって笑ってしまいますが、、、、。
そんなんやっとらんで、稽古せい!みたいな、、、、。
この辺も、昔からの歌舞伎界の雰囲気なんでしょうか、、、。
先日、玉三郎さまがインタビュー記事で、今の若手は稽古量が少なすぎると仰せ
られておりましたが、、、、。仰せられておりましたよ~。
なんというか、まとまった休みみたいなものはとれないけれど、
日々の生活の中に休憩する時間は結構有るものだ、という感じですね。
まあ、そういうわけで、自分の時間が取れないとか、時間が無いとか言っている
人は、もう一度探してみると時間は有るかもしれませんよ。
そんなに休みとらないと身体壊しちゃうよ?
とかいうセリフを良く聞きますが、
なにをいうとんのじゃわれ週に2日も休んどいてからに、
そんなもん、身体壊してから言えーーー!
みたいな、、、、。