かわいひでとし日記
思うこと、こころもち、脳内風景
2014.09.02 ベテラン店員さん
ここんとこ、毎日日記を更新していて、あれこれ考える事が多かったせいか、
自分の中でも色々と反省をして、悪いところを直していかないといけない気分に
なってます。
そんな中で、とにかくアナログの生身の人間の世界で男前にならなくてはいけな
い様な気がすごくしていて、普段は無言のまま買い物してしまっている場面で、
意識して言葉を発するようにしている今日このごろです。
コンビニみたいなところで、無言で買い物する事に慣れてしまっているのがちょっ
といやだと思っていたからなんですね。
だけどさー、今までコンビニで言葉を発する機会って、
「箸を入れますか?」とか聞かれた時とかだったりするのだけれど、
いや、いいです、と言ったつもりなのに、箸はいつも必ず入っておるのだよ。
大学生にその事を聞いたら、あとで入ってなかったと文句言われるのがいやだか
ら、良くわかんないときは入れるんでしょ、との事でした。あ~そうなんすね。
店で何かを話す時って、だいたい、○○有りますか? だの、
こうこうこういうのって有ります? という時なんですが、
最近思うのは、何聞いてもわからん店員ばっかし、ということです。
いや、ばっかし、は言い過ぎでしょうが、多くなった様に思います。
昔、世の中が「終身雇用制」と言われていた頃、どこの会社にも色々な事を熟知
している社員が居て、その人だけでなく、他の社員もだいたいの事はちゃんと解っ
ていたりしたものです。
すごく難しい事を聞いても、生き字引みたいな社員が出てきて即座に答えてくれた
りし
たんですね。
それがなんということでしょう、今、店で何聞いてもわかりゃしない。
解らないからその店員が他の店員に聞きに行き、さらにまた別の店員に聞き、と、
伝言ゲームが始まって、一人ぽつんと残されてしまう、、、。
メーカーとかに電話して何か質問しても、ほんとに熟知していない人が多いです
ね。
テレビで歴史番組とか好きで良く観るのだけれど、
ここ数年良く登場する磯田道史さん、とても好感度が高くて好きな人です。
昨日もテレビで見かけて、
あれ?そういえば、「武士の家計簿」読みたいと思っていたのに買ってなかったな、
と、いうことで、先ほど書店に行きました。
んで、いつもなら棚を自分で探したりするのだけれど、
あ、声出そうと思って店員さんに聞いてみました。
書棚であれこれやっている人なら解りそうだけど、
見あたらないのでレジの店員さんに聞いてみました。
レジの人じゃあ、解らないかな、、と思ったのだけれど、、、。
武士の家計簿って、何新書でしたっけ、と聞くと、
えーっと、、、あ、新潮新書です、と答えてくれました。
すぐに見つかりました。
なんか、そういう店員、社員を大事にして商売して欲しいですよね。
家電とか故障なんかで電話した時、
メーカーの姿勢がはっきり解ったりしますね。
パナソニックはほんとにいいです。いつも感心します。
答えも明確だし、修理も素早くて良心的な値段です。
それにひきかえ、○ニーとか、えらい上から目線だったり、
すんごい高額な事言うんで、げんなりします。
家電買うならなるべくパナソニックにしよう、といつも思います。
さて、「終身雇用制度」という言い方をしてしまう事が良くありますが、
昔、そういう制度が有った訳ではないんですよね。
個人や社会の意識の問題で、「制度」ではなかった。と思うけど。
経済状況だの色々難しい話だとは思います。
ただ、経済の話としてではなく、個人の意識の話として、
すぐ辞めないで、長く勤めるのは、「良いこと」だと思います。