かわいひでとし日記
思うこと、こころもち、脳内風景
2014.08.26 おそれいります
本屋でちらっと見かけた本に、
「他人を攻撃せずにいられない人」というのが有りました。
別に手にも取らず、一瞥しただけでしたが、後から、あ~そうだよなぁと思いました。
なんか、テレビとか見てると、見てて気分悪くなるようなの、多いですよね。
芸能人かなにかが事件起こした時とか、
キモイ府議の件、確かにキモイとは思いますわ、とか、
何か悪いことをしたら批判されて当然でしょうけど、
なんというか、
鬼の首をとったような態度で批判するのを見ているのは気分が悪い、、、。
批判を超えて、相手を抹殺したいと思っている様に見える物言いは
ちょっと気分悪いです。
その相手を抹殺しようというくらいの気持ちになってしまう事は
自分で反省する必要が有るんだと思います。
他人を抹殺したい気持ちは反省しないといけないんだろうと思います。
電車での、ベビーカー、ヘッドホンからの音漏れ、などなど、
たとえばすごく良い事が有って、ウキウキるんるんだったら
カチンともこないだろうと思える事にカチンときて、
相手を抹殺しないと気が済まない気になってしまう自分を
まず反省しないといけないかもしれない。
例えばベビーカーだけど、あれって、乗り入れる時に、ひとこと、
「恐れ入ります」
だの
「お邪魔さまです」
だの言うだけで、ほとんど解決してしまうんじゃないかな。
日本語にはそういう古風で便利な言葉が有るんですよね、、。
声を出せなければ黙礼するとかさ、、、。
そういう事を言うと、
「なんでアタシがそんなに卑屈にならなきゃなんないのよ!」
と言う人が居るけれど、1歩下がって考えてみれば、
「恐れ入ります」
くらい言うのが卑屈というのとは違うと解るんじゃないかと思うのです。
なんかみんなでカリカリしてて、ちょっといやですね。
これを他人の事と思わないで、自分で反省してみる事と考えてみればいいんだろうな。
ネット時代で、電話に出られない若者ということを聞きますが、そうだとすると、
電車で「恐れ入ります」と声を出す勇気が無い人も増えているのでしょう、きっと。
物を買うのにずっと無言のまま買えてしまう様になってしまった今の世の中、
生身の人間に向かって声を出さないと、自分が性格悪いブサイクに思われてしまうのだから、
ほんとにスマホを捨てて街に出て店のおばちゃんと会話する機会を持ったりしないと
いけないんですね。
バケツで氷水かぶるやつで、カズが岡ちゃんを指名したときに、
全て水に流すって言った事を、あとで「ちょっと上から目線だったかも」
と反省していた、
という記事を読んで、感心しました。
そういうちょっと反省する気持ち、これが大事だー。
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